2019年 05月 31日
白蟻→発生なし |
昨年の4月下旬の写真です。
桜の開花の時期は羽蟻に要注意です。
注意しています。
昨年、築25年の事務所に羽蟻(白蟻)が出ました。
室内に羽蟻が飛んでいるのを見て、
直ちに床下を見ました。
いました、羽蟻も白蟻も。
土間は防湿コンクリートなので、
基礎の立ち上がりとの間に2mm程度の隙間ができます。
そこからの侵入です。
教科書とおりの出方です。
食害はありませんでした。
早速、
出てきた所の隙間にホウ酸の原液を注入し、
近辺にホウ酸の原液をまきました。
白蟻や羽蟻は死にました。
今年も桜の開花の時期に羽蟻や白蟻を注意しています。
一ヶ月以上過ぎましたが、発生していません。
ホッとしました。
白蟻侵入対策はべた基礎の立ち上がりと底盤の一体打が大切なのがよくわかります。
そして、
基礎断熱で床下の点検が容易なのが大切です。
それには、
内部に基礎立ち上がりがない室内オープン基礎が大切です。
外周の基礎の立ち上がりの外張りのスタイロホームも食害がありませんでした。
桜の開花の時期は白蟻の天敵の大きな山蟻の繁殖時期でもあり、
室内に沢山出てきます。
昨年は、山蟻を見しだいに殺していました。
そのせいか、白蟻は天敵がいない隙を狙って出てきたのかとも思っています。
それで、今年は白蟻の天敵を無意味に殺しませんでした。

オープンな基礎断熱は点検が容易で、
白蟻の早期発見ができます。
底盤と周囲基礎立ち上がりのコンクリートの打ち継がなく、
白蟻の侵入を防ぎます。


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by nisi93jp
| 2019-05-31 11:58
| 四季・地域色・食べ物
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