2007年 11月 30日
木造住宅の構造設計と秋田杉強度04:秋田スギの需要拡大!講演会 JASは最低レベル |
昨日29日に能代市商工会議所主催、東北森林管理局長・河野元信の「外材に負けない県産材(秋田スギ)の住宅・製品の需要拡大を図るには」を聞いた。

豊富な資料を元に種々のお話があったが、最後の方のお話の
・「今後、品質を求められる中で、新JASになってもJASは最低限のレベルだ。前回改正時、低レベルにしたので普及しなかった。」
・「姉歯偽装もちろんのこと食品偽装のなかで社会に求められるのは品質であり、来年の建築基準法改正に伴う特例の廃止---14図書の追加、使用構造材料一覧表における「木材の品質」」が、同感と思った。
最近の私のテーマはそれらの延長上にあり、基準法やJASの先に大きな可能性がある。
現状は、JAS製品だけでも対応が大変な中で、ヤング係数別に機械等級区分された秋田スギを適材適所に合理的に使えるよう構造計算する。その木材の供給づくりを木材の人たちと考え、供給してもらいたい。
木材関連の聴衆も多かったし、自覚してきているのだろう。住宅はもちろんのこと、四小の木材供給に向けても機械等級区分を目指している。そうした雰囲気になってきている。頼みますよ。
質問の時間が少なく、秋田県立大学付属木材高度加工研究所の高田先生しか出来なかったが、私は、機械等級区分された原木を出荷する事を、東北森林管理局長としての河野元信氏に聞きたかった。
今年の3月の三重県尾鷲での「木の建築フォラム/尾鷲」でパネラーとして一緒だった、既に原木の機械等級区分をしている高知の林業と製材業の嶺北木材協同組合の田岡秀昭さんのお話を聞いて強く感じていた。

豊富な資料を元に種々のお話があったが、最後の方のお話の
・「今後、品質を求められる中で、新JASになってもJASは最低限のレベルだ。前回改正時、低レベルにしたので普及しなかった。」
・「姉歯偽装もちろんのこと食品偽装のなかで社会に求められるのは品質であり、来年の建築基準法改正に伴う特例の廃止---14図書の追加、使用構造材料一覧表における「木材の品質」」が、同感と思った。
最近の私のテーマはそれらの延長上にあり、基準法やJASの先に大きな可能性がある。
現状は、JAS製品だけでも対応が大変な中で、ヤング係数別に機械等級区分された秋田スギを適材適所に合理的に使えるよう構造計算する。その木材の供給づくりを木材の人たちと考え、供給してもらいたい。
木材関連の聴衆も多かったし、自覚してきているのだろう。住宅はもちろんのこと、四小の木材供給に向けても機械等級区分を目指している。そうした雰囲気になってきている。頼みますよ。
質問の時間が少なく、秋田県立大学付属木材高度加工研究所の高田先生しか出来なかったが、私は、機械等級区分された原木を出荷する事を、東北森林管理局長としての河野元信氏に聞きたかった。
今年の3月の三重県尾鷲での「木の建築フォラム/尾鷲」でパネラーとして一緒だった、既に原木の機械等級区分をしている高知の林業と製材業の嶺北木材協同組合の田岡秀昭さんのお話を聞いて強く感じていた。
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by nisi93jp
| 2007-11-30 11:33
| 木造住宅構造設計と秋田杉強度
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