家づくり西方設計

大館1中の課外授業

今日23日、大館市立1中の生徒が課外授業で「環境を考えた家づくり」がテーマで私の事務所を訪問した。午後1〜3時までの2時間、休憩時間無しのパワーポイントの映像と事務所を解説した。皆さん、建築の設計が希望と、凄い。頑張って欲しい。

Ｑ1泉の家 10：型枠外し

昨日22日は、秋田空港そばの国際教養大学宿舎の現場、由利本荘市の石脇の家の打合せ、帰りに、秋田市の御所野の家の現場。

それから街の中の「Q1泉の家」の現場を見た。日中はほとんど外回り、珍しい。

基礎の型枠の取り外し中。

ヒートブリッジが生ずる断熱材欠損がないように断熱材の角の丁寧な施工。

防蟻の押出法ポリスチレンフォーム。

御所野の家 02：捨てコンクリート

昨日22日に御所野の家の現場に行った。基礎の捨てコンクリートの状態だった。今日から配筋を行っている。工務店と電話での打合せが3度あった。
車庫、奥は住居部分。段差がある。

住居部分。

基礎の位置を正確に把握するため、捨てコンクリートの表面に墨付けをする。捨てコンクリートの役割はそこにある。

畳1枚分の大きすぎる看板。前に別な工務店の看板にあわせ寸法を決めたが、他はそれほど大きくないので、現在は半分の大きさ。大友建設とは3度目なので、この看板は3度使っている。

国際教養大学宿舎11：外構工事

国際教養大学宿舎の工事は、残すのは外構周りになった。
西側の道路側から見る。湾曲した道路に沿って、桜の樹ごしに雁行し、リズムカルに変化する。

南西から見る。右側の西側棟グループは真っ直ぐ。

南側の道路から見る。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　設計工事監理：設計チーム木（協）　

帯広行き02：二風谷

新住協総会帯広の帰り道、18日、平取町二風谷に寄った。
事前に調べる事無しに行ったので、道路標識を見て、萱野茂館長の「シシリムカ二風谷アイヌ資料館」に入った。

今、調べていると、道路向かいに、もう一つの「平取町二風谷アイヌ文化博物館」があった。
萱野茂氏の方を見逃さないで良かった。

HPの解説を紹介する。
「シシリムカ二風谷アイヌ資料館」は1972年に北海道ウタリ協会の手で建築開館したのを，1991年に新築した。

二風谷在住の民族文化研究家である萱野茂氏の個人コレクションを展示しています。アイヌ民族関係の所蔵品だけではなく、世界各地の先住・少数民族の生活・工芸資料が数多く陳列されています。チセ(伝統家屋)をはじめとする野外展示、ユーカラ(口承文芸)研究や国語辞書編集で有名な金田一京助氏の歌碑、縁結び夫婦石など、館まわりの見学スポットも盛りだくさんです。

萱野茂氏は日本のアイヌ文化研究者であり、彼自身もアイヌ民族である。アイヌ文化、およびアイヌ語の保存・継承のために活動を続けた。二風谷アイヌ資料館（シシリムカ二風谷アイヌ資料館）を創設し、館長を務めた。政治活動面ではアイヌ初の日本の国会議員（1994年から1998年まで参議院議員）。在任中には、「日本にも大和民族以外の民族がいることを知って欲しい」という理由で、委員会において史上初のアイヌ語による質問を行ったことでも知られる。」

「シシリムカ二風谷アイヌ資料館」は、観光ルートにのり整備された白老とは違い、維持監理だけでも大変そうだ。残念に思う。

屋外展示の「チセ」

帯広行き01：帯広の建築家・五十嵐正の家を見る

17・18日の新住協の帯広での総会が昼の12時に終わり、昼食を大正時代創業の蕎麦屋「丸福そば店」でとった。

その後、私のブログの3月13日で本を紹介した「建築家 五十嵐正　帯広で五百の建築をつくった」（著者名: 植田実・文/藤塚光政・写真、発行所: 西田書店）の五十嵐の作品、ビルを2件、喫茶店を1件、住宅を2件（外観のみ）を午後2時までの1時間ほどの短い時間で走り走り見た。
時間がない事は知っていたが、今回の帯広行きは新住協総会の他にもう一つの大きな楽しみであった。

新住協帯広支部長のホームテクト佐藤の佐藤さんから案内して頂いたので短時間で見れた。佐藤さんは最近話題の五十嵐正を知らなかったが、意識してこなかったが幸い、設計事務所での後ろ姿を見ていたり、本の写真を見せると幾つかの作品の場所を大体知っていた。助かった。

設計が西方設計、施工がホームテクト佐藤の札幌郊外の家が新住協の住宅コンクールの会員の投票数から最優秀賞になれそうだ。


オゾン発行の小冊子に紹介されている。

「帯広に三十年の間に五百もの設計を手がけた建築家がいた。急逝して四半世紀がたつが、現在でも多くの建物が使われつづけている。

自分のデザインにこだわりすぎるわけでもなく、権威に執着するわけでもない。建築家、五十嵐正は、さりげない佇まいのなんとも品のいい建築を、いかにも楽しげに、つくっていたという。

五十嵐正という建築家は一体、誰なのか。帯広の街なかに残る住宅や建築を訪ね歩き、今回はじめて撮り下ろした写真と、建築家を知る人たちの声を集めてその魅力を探る。」　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　「建築家 五十嵐正　帯広で五百の建築をつくった」から抜粋

萩の家

今日20日の昼食を古民家民宿の「萩の家」でとった。
萩の家は能代から車で北に20分ほどの古くからの集落の小手萩にある。旧峰浜村と言っても能代市鳥潟に隣接している。

離農した古民家を買い取っての民宿と食事所である。外観から察して，昭和30年代の建物か。


手打蕎麦。今日は踊りがあり，客も多いせいか，蕎麦が乾いており味や歯触りが分からなかった。


そこで，能代市内の西馬内盆踊り同好会の踊りがあった。

秋田「家」倶楽部 10回連続セミナー

詳細は、西方設計のホームページの左の項目欄のブログの次の次の、秋田「家」倶楽部展示情報を見てください。

主催：秋田「家」倶楽部

場所：秋田「家」倶楽部ギャラリー
日時：各月第4土曜日、午後1時半〜3時
無料
会員・講師：西方里見、今井浩一、加藤一成、嶋崎辰雄、鳥潟宏一、木曽善元、石川正彦

新住協帯広総会01

帯広での新住協総会・研修会をめざし、15日の夕方6時に自宅をたち、夜10時の八戸からのフェリーに乗った。

今日・19日朝7時45分に、苫小牧港から秋田港に12時間かけフェリーで着いた。
それから、秋田県の田沢湖での植樹祭に参加し午後3時半に自宅経由で事務所に戻った。その間は、インターネット事情が悪くブログができなかった。

北海道、帯広・十勝の極めの風景と、そこに埋め込まれた音更の家。設計・施工はH・ホームテクト佐藤。周囲の畑や防風林の風景。

新緑のもえぎ色の樹木。畑の緑は秋まき小麦。やけに育成が早い緑の牧草地だと勘違いしていた。


白樺の防風林。他に、カラマツの防風林も美しい。

Ｑ1泉の家09：ベース、配筋

12日に配筋検査を行ったが、写真がかなりの露出オーバーだった。それで、昨日14日、木の建築フォラム能代の打合せで秋田美術工芸短大に行く途中に寄り、再度写真を撮った。
ベースコンクリートを打っていた。

コンクリート杭の地盤改良に布基礎と防湿コンクリートの基礎断熱の仕様。

床高が750mmなので基礎の立上がりが高い。
車高が高いワンボックスカーが入る車庫で、その上が子供室とファミリールームの中２階。中２階の床の高さを抑えながら、ワンボックスカーを入れるには床高を高めの750mmにし、高さをかせがなければならない。
道路から玄関までスロープがあるので床高を低く抑えたいが。