2008年 08月 07日
Sさんの旧井上邸高崎哲学堂の写真 2 |
A・レーモンドの「麻布笄町の自邸」「旧井上邸」の写真を見て思う事は、戦前・戦中・戦後間もない頃の作品に、その後の増沢・吉村・清家などの木造モダニズム住宅のエッセンスがあることだ。
もちろん、増沢・吉村はレーモンドの弟子だし担当しているからそうなのだろうが。レイモンドのスタンスは巾が広い。
土浦亀城のコルビジェスタイルは伝統からの分離を割り切ったが、その後の文脈が続いていない。
レーモンドは民俗・民族の伝統をを引きづりながらのモダニズムだ、そこに単なる丹下が言うような衛生陶器のようなモダニズムにはなっていないのだろう。
旧井上邸高崎哲学堂の南側全景。 パティオから西の南側。右側がパティオ。
北側のトップサイドライト。
Sさんは頬杖の写真をいっぱい撮っている。よっぽど気に入ったようだ。
もちろん、増沢・吉村はレーモンドの弟子だし担当しているからそうなのだろうが。レイモンドのスタンスは巾が広い。
土浦亀城のコルビジェスタイルは伝統からの分離を割り切ったが、その後の文脈が続いていない。
レーモンドは民俗・民族の伝統をを引きづりながらのモダニズムだ、そこに単なる丹下が言うような衛生陶器のようなモダニズムにはなっていないのだろう。
旧井上邸高崎哲学堂の南側全景。
by nisi93jp
| 2008-08-07 10:57
| 木造モダニズム
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