2008年 05月 07日
バウハウス・デッサウ展 |
4月29日に新宿区の西落合の家の打合せの後、上野の芸大美術館のバウハウス・デッサウ展をゆっくり見た。
下記の文はHPの抜粋だが、まことに、そう思う。
「当時の先端技術と芸術を融合して本当の意味での機能美、造形美を目指したバウハウス。そしてその造形の最終目的を建築と掲げたバウハウス。閉鎖から75年経った今でも、私たちの生活のなかに確かに息づいているバウハウス・デザインとその理念を、ぜひ「バウハウス・デッサウ展/BAUHAUS experience, dessau」でご高覧、ご堪能いただきたく、ご案内申し上げます。」
日本からバウハウスに留学した人は、水谷武彦、山脇巌・山脇道子夫妻、大野玉枝(自由学園か)と少ないが、直接の訪問や間接的に大きな影響を受けた人は数多い。それ以上に現代のデザインの本道である。
木造モダニズムの土浦亀城もバウハウスのデザインと乾式構法に影響が強い。
ル・コルビジェさえも、サヴォア邸の流れのデザインは、もろに影響を受けているように思われる。ル・コルビジェのはシンプルモダンにするのに無理したデザイン、むしろシンプルが装飾に思われる。
バウハウスのモダンデザインは素直な機能美で好きだ。
バウハウスはそれ以前の下記の個々に起こった運動を統合化した役目が大きい。
・英国のアーツ・アンド・クラフツ運動 ウィリアム・モリス
・フランスのアール・ヌーヴォー
・ドイツのユーゲント・シュティール
・オーストリアのウィーン分離派 オットー・ワーグナー、アドルフ・ロース
.ロシア構成主義
・オランダのデ・ステイルの合理主義・機能主義
・ドイツ工作連盟
関わったメンバーも凄い。
ヴァルター・グロピウス、ヨハネス・イッテン、ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、ミース・ファン・デル・ローエ、マーセル・ブロイアー。
厚さ4cmの分厚い図録。
デッサウ(グロピウス設計)のジードルンク。
数年前のブルーノ・タウト展で紹介されたジードルンクも素晴らしかった。
下記の文はHPの抜粋だが、まことに、そう思う。
「当時の先端技術と芸術を融合して本当の意味での機能美、造形美を目指したバウハウス。そしてその造形の最終目的を建築と掲げたバウハウス。閉鎖から75年経った今でも、私たちの生活のなかに確かに息づいているバウハウス・デザインとその理念を、ぜひ「バウハウス・デッサウ展/BAUHAUS experience, dessau」でご高覧、ご堪能いただきたく、ご案内申し上げます。」
日本からバウハウスに留学した人は、水谷武彦、山脇巌・山脇道子夫妻、大野玉枝(自由学園か)と少ないが、直接の訪問や間接的に大きな影響を受けた人は数多い。それ以上に現代のデザインの本道である。
木造モダニズムの土浦亀城もバウハウスのデザインと乾式構法に影響が強い。
ル・コルビジェさえも、サヴォア邸の流れのデザインは、もろに影響を受けているように思われる。ル・コルビジェのはシンプルモダンにするのに無理したデザイン、むしろシンプルが装飾に思われる。
バウハウスのモダンデザインは素直な機能美で好きだ。
バウハウスはそれ以前の下記の個々に起こった運動を統合化した役目が大きい。
・英国のアーツ・アンド・クラフツ運動 ウィリアム・モリス
・フランスのアール・ヌーヴォー
・ドイツのユーゲント・シュティール
・オーストリアのウィーン分離派 オットー・ワーグナー、アドルフ・ロース
.ロシア構成主義
・オランダのデ・ステイルの合理主義・機能主義
・ドイツ工作連盟
関わったメンバーも凄い。
ヴァルター・グロピウス、ヨハネス・イッテン、ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、ミース・ファン・デル・ローエ、マーセル・ブロイアー。
by nisi93jp
| 2008-05-07 11:33
| 研修・鑑賞・スタディ
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