2008年 03月 12日
08ドイツ研修 02:パッシブハウス 1 |
昨年の12月から1月にかけ、このブログでヨーロッパ(スウェーデン、オーストリア、スイス)の「超高性能住宅」(パッシブハウスを含む)を13回にわたり紹介して来たが、これからは今回行って来たドイツのパッシブハウスを紹介する。
紹介の前にパッシブハウスを整理してみたい。
数値に関し、EUや欧州と言っても国々や団体により数々の数値・情報あることから、私なりに数値を入れた。
欧州のパッシブハウスの条件として
1. 暖冷房の年間エネルギー消費量を10〜15kWh/m2 。
2. 暖房、給湯および家電機器のエネルギー総量が40kWh/m2以下。
この数値の性能を得るには
・壁・屋根・床:U値0.10W=300〜400mm(高性能GW)以上
・窓:U値0.80W以下(トリプル、Low-E、クリプトンガス)以上
・高効率熱交換換気システム80%以上
・最大暖房能力:10W/m2以下
太陽熱利用と各種高効率ヒートポンプの利用
があげられる。
建物が同じ性能であっても、地域により暖冷房用の消費エネルギーが違うが、日本風には3地域で、パッシブハウスのQ値は0.65W/m2K前後、無暖房住宅は0.60W/m2K前後と推測される。
またパッシブハウスの他に、
・省エネハウス(ミネルギーハウス):30〜70kWh/m2以下
・ゼロエネルギーハウス(無暖房):0.5kWh/m2以下
・プラスエネルギーハウス:ゼロエネルギーハウスで余分なエネルギーを売れる。
などがある。
プラスエネルギーハウスは今回のドイツ研修で初めて知った。
下記の表と図の出典:Cepheus-Wohnkomfort Verlag Springer Verlag
紹介の前にパッシブハウスを整理してみたい。
数値に関し、EUや欧州と言っても国々や団体により数々の数値・情報あることから、私なりに数値を入れた。
欧州のパッシブハウスの条件として
1. 暖冷房の年間エネルギー消費量を10〜15kWh/m2 。
2. 暖房、給湯および家電機器のエネルギー総量が40kWh/m2以下。
この数値の性能を得るには
・壁・屋根・床:U値0.10W=300〜400mm(高性能GW)以上
・窓:U値0.80W以下(トリプル、Low-E、クリプトンガス)以上
・高効率熱交換換気システム80%以上
・最大暖房能力:10W/m2以下
太陽熱利用と各種高効率ヒートポンプの利用
があげられる。
建物が同じ性能であっても、地域により暖冷房用の消費エネルギーが違うが、日本風には3地域で、パッシブハウスのQ値は0.65W/m2K前後、無暖房住宅は0.60W/m2K前後と推測される。
またパッシブハウスの他に、
・省エネハウス(ミネルギーハウス):30〜70kWh/m2以下
・ゼロエネルギーハウス(無暖房):0.5kWh/m2以下
・プラスエネルギーハウス:ゼロエネルギーハウスで余分なエネルギーを売れる。
などがある。
プラスエネルギーハウスは今回のドイツ研修で初めて知った。
下記の表と図の出典:Cepheus-Wohnkomfort Verlag Springer Verlag
by nisi93jp
| 2008-03-12 11:05
| 08ドイツ研修
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