2008年 01月 28日
秋田スギの耐久性 |
A4の35ページの「秋田スギの家づくり」の小冊子をつくっている。
その内容の、秋田スギ下見板張りの耐久性の項目の一齣。
私の家族と両親が同居する家で、24年前にできた。庇の長さが4尺と長い。長いのは窓からの日射遮蔽と外壁の下見板の保護を意図していた。
北西外観。北と西側は下屋で、長い庇は1階部分にある。

南西の外観。2階建ての1階部分には庇がない。

1階の掃き出し戸の上の秋田スギ板張りの24年後の姿。塗装は新築時のみで、その後のメンテナンスはしていない。
当初の釘は亜鉛引き釘であったが、日射を受ける度に板が反り釘が抜けかかっている所が十数カ所あった。3年前にステンレスのスクリュー釘で打ち付けた。板は押えられ反りもなく、しかもスクリュー釘が抜けてくるような事はない。
24年経ったが、何ともない、もう倍、合計50年はフリーメンテナンスでいけそうだ。
プラスチック製の換気扇のフードはボロボロになり3年前に取り替えている。

北側の秋田スギ下見板。その頃はエコ塗料がなく、防腐剤入のキシラデコール塗。4尺の長い庇に守られ、雨も紫外線もあたらないので、新築時そのままだ。

西側の2階の切り妻面で、紫外線、雨、北西の強風など最も過酷な面だ。それでも合計50年以上は簡単にいけそうだ。

隣地距離が狭く、落雪できなく、庇がない無落雪屋根。工事中の秋田スギ敷目板張り板張り、素木色だが、数年でグレーになる。

その内容の、秋田スギ下見板張りの耐久性の項目の一齣。
私の家族と両親が同居する家で、24年前にできた。庇の長さが4尺と長い。長いのは窓からの日射遮蔽と外壁の下見板の保護を意図していた。
北西外観。北と西側は下屋で、長い庇は1階部分にある。

南西の外観。2階建ての1階部分には庇がない。

当初の釘は亜鉛引き釘であったが、日射を受ける度に板が反り釘が抜けかかっている所が十数カ所あった。3年前にステンレスのスクリュー釘で打ち付けた。板は押えられ反りもなく、しかもスクリュー釘が抜けてくるような事はない。
24年経ったが、何ともない、もう倍、合計50年はフリーメンテナンスでいけそうだ。
プラスチック製の換気扇のフードはボロボロになり3年前に取り替えている。




by nisi93jp
| 2008-01-28 18:45
| 秋田杉
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