2007年 07月 17日
柏崎の地震 |
今週の19日、盛岡市役所の建築系に勤務の友人が秋田市での研修会を終え、能代に飲みに来る予定だったが、昨日15日の柏崎の地震で来れなくなった。
建築物の危険度判定者として災害地に派遣される。
テレビの地震現場を見て、友人はそっちに行くのだろうと思っていた。
見事に家々が潰れているなぁ。
潰れるべきして潰れている。
地域・地域で50年から100年に一度は震度7前後の巨大地震がある国土なのに、
2千年?もの間、なぜ、その度に潰れる家をつくって住んできたのだろうか。
地震、台風、水害、冷害、大火、戦争、などなど、を乗り超えるのに、
個人の生命維持だけでは、村や町は生き残れなかった。
個人・個人まで生き残れるには膨大なエネルギーが必要なのだが、
地震、台風、水害、冷害、大火、戦争を乗り越えるすべは持てていなかった。
個人の犠牲より、村や町の群れが生き残れることが必要だった。
宮本常一の本を読んでいると、それでも、村や町は300年もたないと。
もっていても住んでいる人の血縁の流れが違うと。
そうやって、同じ手法で、我々は2000年?続けてきた。
しかし、現在は違い、個人の生存が最優先になっている。
震度7前後の巨大地震で潰れない家や建築の技術は持つようになった。
新築時はもちろん、耐震性能がないのは補強していかなければならない。
が、ここでも、やはり膨大なエネルギー(お金)が必要だ。
今回の柏崎の地震の惨状は、まだまだ今後も続く。
世の中、辛いものだ。
建築物の危険度判定者として災害地に派遣される。
テレビの地震現場を見て、友人はそっちに行くのだろうと思っていた。
見事に家々が潰れているなぁ。
潰れるべきして潰れている。
地域・地域で50年から100年に一度は震度7前後の巨大地震がある国土なのに、
2千年?もの間、なぜ、その度に潰れる家をつくって住んできたのだろうか。
地震、台風、水害、冷害、大火、戦争、などなど、を乗り超えるのに、
個人の生命維持だけでは、村や町は生き残れなかった。
個人・個人まで生き残れるには膨大なエネルギーが必要なのだが、
地震、台風、水害、冷害、大火、戦争を乗り越えるすべは持てていなかった。
個人の犠牲より、村や町の群れが生き残れることが必要だった。
宮本常一の本を読んでいると、それでも、村や町は300年もたないと。
もっていても住んでいる人の血縁の流れが違うと。
そうやって、同じ手法で、我々は2000年?続けてきた。
しかし、現在は違い、個人の生存が最優先になっている。
震度7前後の巨大地震で潰れない家や建築の技術は持つようになった。
新築時はもちろん、耐震性能がないのは補強していかなければならない。
が、ここでも、やはり膨大なエネルギー(お金)が必要だ。
今回の柏崎の地震の惨状は、まだまだ今後も続く。
世の中、辛いものだ。
by nisi93jp
| 2007-07-17 11:39
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