2006年 11月 02日
蓄熱暖房とFFストーブのコスト |
最近良く聞かれるのは、「石油が高くなっているので、FF石油ストーブのコストはウレタン外張りの深夜電力蓄熱暖房より高いのでは。」である。
現在の西方設計は7割方が新住協のQ1仕様である。Q1仕様は熱損失係数Q値が1を切るか、次世代省エネルギー基準の暖房用消費エネルギーの半分以下の高性能である。
超高性能なQ値が0.7レベルのもある。
ランニングコストとイニシャルコストのトータルコストを秋田市と能代市で考えてみる。
■石油FFストーブ暖房のトータルコスト(Q1仕様)
熱損失係数は0.9〜1前後、隙間相当面積は0.5前後とする。
断熱・気密施工費は、ウレタン外張り(厚さ50mm)仕様の家のコストと同程度で超高性能の家ができる。
1.イニシャルコストは約15万円(タンク配管を含む)。
10年もつとして、約1.5万円/1冬。
2.ランニングコストは約4.8万円/1冬(1冬の灯油消費量600ℓ×80円/ℓ)
合計、1冬に6万3千円かかる。
■蓄熱暖房のトータルコスト(ウレタン外張り(厚さ50mm)仕様の家)
1.イニシャルコストは約75万円。15年もつとして、
約5万円/1冬。
2.ランニングコストは約6万円/1冬。
合計、1冬に11万円かかる。
■トータルコストでは
石油FFストーブ暖房は蓄熱暖房の57%。
■ランニングコストでは
石油FFストーブ暖房は蓄熱暖房の76%。
現在は灯油が高いが、これから電気も値上げになる。原油が高くなれば電気も高くなる。変動にともなって、高くなるのが遅く、安くなるのが遅い。
時間差の時に比べても無理がある。しかし、無理がある中でも上記の結果である。
現在の西方設計は7割方が新住協のQ1仕様である。Q1仕様は熱損失係数Q値が1を切るか、次世代省エネルギー基準の暖房用消費エネルギーの半分以下の高性能である。
超高性能なQ値が0.7レベルのもある。
ランニングコストとイニシャルコストのトータルコストを秋田市と能代市で考えてみる。
■石油FFストーブ暖房のトータルコスト(Q1仕様)
熱損失係数は0.9〜1前後、隙間相当面積は0.5前後とする。
断熱・気密施工費は、ウレタン外張り(厚さ50mm)仕様の家のコストと同程度で超高性能の家ができる。
1.イニシャルコストは約15万円(タンク配管を含む)。
10年もつとして、約1.5万円/1冬。
2.ランニングコストは約4.8万円/1冬(1冬の灯油消費量600ℓ×80円/ℓ)
合計、1冬に6万3千円かかる。
■蓄熱暖房のトータルコスト(ウレタン外張り(厚さ50mm)仕様の家)
1.イニシャルコストは約75万円。15年もつとして、
約5万円/1冬。
2.ランニングコストは約6万円/1冬。
合計、1冬に11万円かかる。
■トータルコストでは
石油FFストーブ暖房は蓄熱暖房の57%。
■ランニングコストでは
石油FFストーブ暖房は蓄熱暖房の76%。
現在は灯油が高いが、これから電気も値上げになる。原油が高くなれば電気も高くなる。変動にともなって、高くなるのが遅く、安くなるのが遅い。
時間差の時に比べても無理がある。しかし、無理がある中でも上記の結果である。
by nisi93jp
| 2006-11-02 11:13
| Q1の家