2006年 08月 01日
オーストリア研修44:新建ハウジング編集部から |
新建ハウジングの連載の最後に、「新建ハウジング編集部から」の文章を頂いた。編集長の三浦さんの好意で記述する。
新建ハウジング編集部から
今回の連載は,新建ハウジングプラス1で断熱・気密技術の最先端で連載いただいた西方里見さんが、オーストリアへ研修に行くことを小耳にはさみ、機会だ「これはいい機会だ」と思い、お帰りになったところを見計らって連載を依頼し、早速書いて頂いたものです。(ふたつ返事で承諾いただきました)。
なぜ「これはいい機会だ」と思ったかー。それは西方さんの連載でも述べられていた以下のようなオーストリアの現状が、日本の木造建築関連業界にも参考になるはずだと直感したからです。
①近年オーストリアでは木造建築の復権が著しいこと
②近年の木造建築の多くはシンプルかつ先鋭なデザインであること
③木造建築を支える技術開発と部材生産が活発なこと
④木造建築に関する教育に国を挙げて取り組んでおり、それもまた木造建築の復権の要因となっていること
⑤国家として環境対策に取り組んでおり、中でも風力発電・バイオマス発電では世界の先端をいっていること。
「日本の風土には日本の伝統工法しか会わない」「海外よりも日本の木造技術の方が進んでいる」と言った声も耳にしますが、本紙では海外の木造技術,そして教育制度や部材供給体制などには学ぶべき点が多いと考えています。
そして、そうした技術や部材、考え方を柔軟に取り入れ,日本の技術とミックスしていけば、よりよい木造建築ができるはずだ、と確信しています。
本紙では今後も、海外の木造建築・木造技術の最先端を紹介していく予定です。ご期待ください。なお、今回のオーストリアのルポは西方さんのブログでも詳細が紹介されています。会わせてご一読をお勧めします。ご愛読ありがとうございました。
新建ハウジング編集部から
今回の連載は,新建ハウジングプラス1で断熱・気密技術の最先端で連載いただいた西方里見さんが、オーストリアへ研修に行くことを小耳にはさみ、機会だ「これはいい機会だ」と思い、お帰りになったところを見計らって連載を依頼し、早速書いて頂いたものです。(ふたつ返事で承諾いただきました)。
なぜ「これはいい機会だ」と思ったかー。それは西方さんの連載でも述べられていた以下のようなオーストリアの現状が、日本の木造建築関連業界にも参考になるはずだと直感したからです。
①近年オーストリアでは木造建築の復権が著しいこと
②近年の木造建築の多くはシンプルかつ先鋭なデザインであること
③木造建築を支える技術開発と部材生産が活発なこと
④木造建築に関する教育に国を挙げて取り組んでおり、それもまた木造建築の復権の要因となっていること
⑤国家として環境対策に取り組んでおり、中でも風力発電・バイオマス発電では世界の先端をいっていること。
「日本の風土には日本の伝統工法しか会わない」「海外よりも日本の木造技術の方が進んでいる」と言った声も耳にしますが、本紙では海外の木造技術,そして教育制度や部材供給体制などには学ぶべき点が多いと考えています。
そして、そうした技術や部材、考え方を柔軟に取り入れ,日本の技術とミックスしていけば、よりよい木造建築ができるはずだ、と確信しています。
本紙では今後も、海外の木造建築・木造技術の最先端を紹介していく予定です。ご期待ください。なお、今回のオーストリアのルポは西方さんのブログでも詳細が紹介されています。会わせてご一読をお勧めします。ご愛読ありがとうございました。
by nisi93jp
| 2006-08-01 10:27
| 06年オーストリア研修
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