2006年 07月 25日
オーストリア研修41:集成材工場3 |
豊かで先進な木造建築を支える木材・集成材工場の紹介。
これまでの連載では先鋭の木造建築と、木材と木造建築に特化した大学と職人の専門学校・短大の教育を述べてきたが、今回は先鋭の木造建築を支える木材・集成材工場を前回に引き続いて紹介する。
今回紹介する工場はオーストリアの中・西部で、東部の工場のように東欧から木材を輸入する事はなく、しかもアルプスの高地の木材で木目がつんで品質が良く安定しているのが特色だ。
オーストリアの中・西部の見学した工場はほとんどをヨーロッパ内、特に近隣国のイタリアに多量に輸出している。東部と違って、日本には金額が安過ぎて折り合わなく輸出していないと聞いた。スイスは周辺国より木材が高いが、今年アメリカに木材を輸出し始めた。
■ SHI社 アブテナウ市(Salzburg abtenau市)
海抜730mにあり[写真1]、1999年にでき2001年から戸建て用集成材を製造している。新しい工場のせいか工場内が整理整頓されしかも綺麗[写真2]である。生産量[写真3]が4,700m3、約21億円、従業員が36名とオーストリアでは小規模の工場で、このクラスは日本にも各地にあるが設備が違う。
[写真1]
[写真2]
[写真3]
これまでの連載では先鋭の木造建築と、木材と木造建築に特化した大学と職人の専門学校・短大の教育を述べてきたが、今回は先鋭の木造建築を支える木材・集成材工場を前回に引き続いて紹介する。
今回紹介する工場はオーストリアの中・西部で、東部の工場のように東欧から木材を輸入する事はなく、しかもアルプスの高地の木材で木目がつんで品質が良く安定しているのが特色だ。
オーストリアの中・西部の見学した工場はほとんどをヨーロッパ内、特に近隣国のイタリアに多量に輸出している。東部と違って、日本には金額が安過ぎて折り合わなく輸出していないと聞いた。スイスは周辺国より木材が高いが、今年アメリカに木材を輸出し始めた。
■ SHI社 アブテナウ市(Salzburg abtenau市)
海抜730mにあり[写真1]、1999年にでき2001年から戸建て用集成材を製造している。新しい工場のせいか工場内が整理整頓されしかも綺麗[写真2]である。生産量[写真3]が4,700m3、約21億円、従業員が36名とオーストリアでは小規模の工場で、このクラスは日本にも各地にあるが設備が違う。
[写真1]
[写真2]
[写真3]
by nisi93jp
| 2006-07-25 08:50
| 06年オーストリア研修
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