2020年 06月 21日
外壁の高耐久性と時を刻む深みの美しさ 1 |
今日は夏至。
日射が北側まで回り込む。
赤ナマハゲ秋田杉板ウッドロングエコ塗りのファサードラタンの外装です。
Q1住宅L3モデル能代は庇がないので風雨が一様に当たり、
杉板が一様に銀鼠(シルバーグレー)になる。
美しい。
経年変化で劣化するのではなく、時を刻み深みを増し美しい。
木材は有機物なのだが、日射が当たると金属の無機質な表情も加わる。
他にない独特の風合いである。
ウッドロングエコ塗り赤ナマハゲ秋田杉は耐久性がある。
コストパフォーマンスが良く、フリーメンテナンスである。
もっと言うと赤身だけの赤ナマハゲ秋田杉板は無塗装で高耐久性である。
これなら最もコストパフォーマンスが最も良い外装になる。
赤ナマハゲ秋田杉板の素材の高耐久性の前に庇がないことが問われる。
従前(慣習・伝統)の納まりなら漏水や外装劣化の原因になる。
私共はその従前(慣習・伝統)から離れた。
伝統は革新の蓄積と思うが、革新が連続しないと伝統は死んだ化石になってしまう。
(生き続ける化石もあるが)
庇の有利性は有るし良い、しかしそればかりが全てではない。
続く。
by nisi93jp
| 2020-06-21 17:55
| 研修・鑑賞・スタディ
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