2018年 03月 06日
H・カウフマン来日 セミナー |
建築家のH・カウフマンはイケダコーポレーション主催のビックセミナー2018に講師として来日します。
6月 5日大阪、6日福岡、8日東京。
パンフレットに掲載されている、西方里見の推薦文
私は1980年代前半から高断熱・高気密住宅を含め合理的・高性能なエコロジー・バウビオロギーで、且つデザインが良い木造建築を追い求めてきた。1986年に北米西海岸の大型木造建築を見学したのち、1998年にスイスの木造建築に出会い、隣接するオーストリア西端のフォアアールベルク州にて、地域に密着した質の良い建築家による木造建築に出会うことが出来た。そこにH・カウフマン氏がいたのだ。ボーデン湖周辺の西オーストリア、東スイス、南ドイツ、北イタリアは先鋭先端の木造建築地帯である。H・カウフマン氏のアトリエは人口が37万人の持続可能な社会と建築を目指すフォアアールベルク州の中にある3万人弱の州都ブレゲンツの小さな村にある。同じ地帯には、スイスのP・ズントー氏のアトリエが東スイスの小さな町クールの郊外にあった。H・カウフマン氏は現在ミュンヘン工科大学の教授を務め、ヨーロッパ全土が活動範囲である。中欧は森林資源が豊富で伝統的に木造建築大国であるが、同氏の建築はバウハウスのW・グロピウスの木造乾式構法とシンプルなインターナショナルスタイルの流れを汲んだ現在的意味合いのサスティナブル建築は必見(必聞)である。もちろん高断熱・高気密の超高性能建築は言うまでもない。。
by nisi93jp
| 2018-03-06 14:59
| H・カウフマン来日に向けて
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