2017年 05月 04日
北秋田市七日市の長岐邸を見学 1外観 |
北秋田市の伊勢堂岱ストーンサクルの展示館に行った時に、
北秋田市七日市の長岐邸の公開がゴールデンウィークの3日間に公開される事を知った。
187年前の文政13年に立てられた肝煎りの住居である。
シーボルトがいた時代である。
片道40分ほどの所だが、
山桜が新緑に映える景色の中をドライブした。
道中の景色は美しい。
建物の構えからして相当な肝煎りだ。
農家は茅葺き屋根だが、以前は切り妻の杉皮葺き石置き屋根である。
秋田県内でも有数な大地主の奈良家や三浦家でも茅葺き屋根である。
「農家住宅と武家住宅の中間のような建物」とHPにある。
秋田市二ツ森に移築された佐竹藩家老の黒沢家並に思える。
屋根は杉板葺き石置屋根である
県内は幕末の建築が多いが、ここは文政である。
県内では古い。




長岐家は七日市町を開いた時から肝煎りを歴代してきた家柄です。この建物は文政13年(1830)に建築されたと言われ鷹巣町のみならず北秋田市でも数少ない江戸時代の建物です。農家住宅と武家住宅の中間のような建物で長岐家が置かれている身分を良く表しているものだと思います。出格子や玄関の構成、風情のある庭に面した座敷などに農家ではありえない意匠を施してます。外壁の切り妻部には構造体を表しにして、太い桁を外壁面より突き出し棟木を押さえる所は彫刻をする事でより豪勢な建物に見せています。
HPから転載
by nisi93jp
| 2017-05-04 17:40
| 見学建築・歴史・他
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