2016年 11月 16日
亀田城模型製作は恩師の宮腰吉則先生 |
12日は文化財保護協会能代支部の岩城での研修会だった。
資料館に私の中学校時代の美術部と担任の
恩師の宮腰吉則先生がつくった
亀田城の1/100の石膏の模型があった。
私は小学校も中学校も絵を夢中で描いていた。
そうした中で、興味を建築に向かせてくれた先生だった。
宮腰先生は彫刻が専門だが
奈良や京都の社寺や仏像の写真をいっぱい撮っていた。
それを先生共々、パネルをつくり水張りをするのが私の役目だった。
私は35年前の30歳に能代にUターンし、その後の内覧会にたまに顔を出して頂いた。
大型の木造建築の施工中の現場を案内すると嬉々としていた。
先生曰く、大学は建築に進みかったが家族が許してくれなかったと。
製作は40年ほど前で
私は20代の半ばで東京の設計事務所で修業中だった。
陣屋や本丸御殿の資料集めの協力を求められ
神田の古本屋外を探しまわった。
しかし、探せなく役にたてなかった。
この時代は
城というと天守閣であり
陣屋や本丸御殿ではなかった。
今でこそ名古屋城をはじめ陣屋や本丸御殿があちこちで再現されている。
旅してそれらを見るのが楽しみである。
by nisi93jp
| 2016-11-16 00:05
| 研修・鑑賞・スタディ
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