可喜庵でおしゃべり |
町田の可喜庵で「パッシブデザインの今昔の知恵を求める旅」の表題でしゃべった。
事前に秋山東一さんが彼のBlogで
「氏の得意とする住環境技術の講演というわけではなく、
表題に明らかなように、氏のデザインメソッドの根底にあるパッシブ……、
その知恵を求めての旅の話なのだ。」
との文章があった。
その中でも「氏の得意とする住環境技術の講演というわけではなく」
というように「住環境技術」を抜きにしておしゃべりしなさいとの内容にプレッシャーがかかった。
秋山さんの「デザインメソッドの根底」なので
主にそう思う昔の事例を
日本から欧州からあちこち見て歩いた旅、
資料を求めての旅を紹介した。
終わってからの質問に、
「今に、どう影響され、どうしているのか」があった。
そうなのだった。
今回の参加者は知らない人が多く、いつもとは違っていた。
私の普段の「住環境技術」のことを参加者の多くは知らなかったのだった。
知っていれば関連がある事が分かれたと思ったが、
今の説明がなく、反省している。
三十数人の多くの参加者だった。
それでも楽しかっと聞いている。
特に、
芝置屋根のアトリエと、
その敷地からとれる山菜や茸など、
能代の食生活が楽しかったと。
益子義弘先生が秋山さんの誘いで参加だった。
私の20代の頃は影響され良くデザインやデテールを真似していた。
良くぞ参加して頂いた。
室内の写真は成岡茂さんのFacebookから転載
秋山さんのBlogから
最近、とみに注目されている建築家・西方里見氏の講演会だ。
それも氏の得意とする住環境技術の講演というわけではなく、表題に明らかなように、氏のデザインメソッドの根底にあるパッシブ……、その知恵を求めての旅の話なのだ。
これは町田市鶴川の鈴木工務店の可喜庵主宰の「旅とデザイン」なる講演の一環……、先日はその第一回として「たびたびの旅」と「本」 と題する野沢正光氏による講演会があったのだ。
西方里見氏のお話……、どんなお話が聞けるのか大いに楽しみである。
西方里見氏は秋田県能代の人、室蘭工科大学の鎌田教授門下、北海道で進化した高気密高断熱の実践者として登場、住宅における先端環境技術の先駆者として大いにご活躍なのである。
私は昔から存じ上げているのであるが、秋田弁についての語学力不足で氏のおっしゃることが理解できなかったが、今は十分な能力を身に付けたのである。
成岡茂さんのFacebookから
講師の西方さんは、秋田県能代市で建築設計事務所を営む。彼の事務所は2.5寸勾配の片流れ屋根を持つ平屋建。ここに雑草が生え四季折々の花や果物、野菜も育つ。
彼はバウビオロギー(建築生態学)の専門家。スイス、オーストリア、ドイツを旅し、木造事情を視察している。4分の3の子ども達は、中学から職人になるべく学んでいる。木造建築の担い手は多く、日本は20年遅れているという。日本の遺跡も調査しその知恵を設計に生かしている。
愉快なのは、屋根でできた野菜や果物をみんなで食べて楽しんでいることだ。ブータンの旅もたのしそうだ。
パッシブデザインは、正に生活を楽しむことなんだ^_^
小松幸雄さんのFacebookから
本日、東京の鈴木工務店さんに初めておじゃましました。室工大出身の建築家、西方里見氏の講演会です。鈴木工務店さんの可喜庵、素晴らしいですね〜。東京にもこんな風情のある古民家があることを❗️更に鈴木社長、西方先生、秋山先生、小室大輔さん、皆んな旧知の間柄という関係、何なのでしょう、これ⁉️新たな出会いに感謝致します。