2015年 09月 07日
山本亜耕さん澄川の家2 |
9月3日に札幌の山本亜耕さん設計の澄川の家を山本さんの案内で見学できた。
試みや工夫が一杯つまっている家だ。
東京物デザインとは別系列で違う、
理にかなった建築物理に素直な頗る素敵なデザインだ。
久しぶりに北海道の地力を感じた。
Q値:1.1W/m2K、C値:0.2cm2/m2
必要暖房熱量:1.9kW(外気温-13℃、室温22℃の全館暖房時)
年間灯油消費量271ℓ/年
換気:パッシブ換気
北東の外観。
外装はエゾ・トドマツのアオキ、ウッドロングエコ塗りファサード・ラタン。
屋根勾配は0。
私は瑕疵保険が義務化なる前は屋根勾配が0にしていたが、現在はしていない。
瑕疵保険会社と交渉して再度0で出来るようにしたい。
南側外観。
吹抜けた桁上部分の大きな面積が採光ガラス面になっている。
最上部の縦格子の透けている部分が吹抜けた桁上部分。
その下のファサード・ラタン部分が2回居間の南面の大窓。
その下のへっこんだ部分が1階レベルの水回り部分。
立面図で上記の説明は良くわかると思う。
居間の上部の大きな桁上空間は小屋組空間として確認機関が見てくれているということだ。
by nisi93jp
| 2015-09-07 15:04
| 見学建築・歴史・他
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