2014年 04月 09日
14ボルツァーノFB研修: CasaClima AGENCY 2 |
CasaClima AGENCY カーサクリーマ( CasaClima klimahaus )
CasaClima は直訳では気候を考えた家、意訳では温熱・省エネルギーを中心とした建築環境を考えた家だろうか。日本の建築学会でもBiolimaticDesign=バイオクライマティックデザインの言葉を使っている。同類の言葉はパッシブデザインやドイツのパッシブハウスやスイスのミネルギーハウスなどがある。
CasaClima AGENCYはボルツァーノ自治県の外郭団体、カーサクリーマ機関の意味合いだろうか。
これまで、北欧、北米、中欧のドイツ・オーストリア・スイス・フランス、北海道の省エネルギー住宅や木造住宅生産を学んできた。
もっと広い範疇でと思い、今回の研修は木造建築住宅の有数なメッカの北イタリアのボルツァーノに行って来た。
カーサクリーマ機関があるボルツァーノはイタリアの中で、ドイツ語文化圏の独立した人口50万人の自治県である。
少ない人口であるが、省エネ・エコ住宅の密度と品質の高さが極めて高い地域である。
北にオーストリア、スイス、ドイツがあるのでイタリアの他県より省エネルギー建築では5年早く、イタリアの中でコンサルティングのネットワークをもつ。
カーサクリーマ機関の概要
公的な機関で、カーサクリーマの普及、認定(ラベリング)、研究、専門家の育生、研修講座、メッセに参加、持続可能なエネルギー開発、出版などを行う。
2002年設立。
予算6億円で、1割は地方政府から、9割は自己収入であり、
自己収入は公共ビルや建築や住宅の認定で成り立っている。認定料は800ユーロ/棟(120,000円)。
スタッフは30人でその内の15人は技術者。
カーサクリーマ
暖房負荷などにより、
ゴールド=10kWh/m2、A=30kWh/m2、B=50kWh/m2、他に分けられる。
環境性ではKLIMAHUS natureがある。アメリカの LEEDと日本のCASBEEに近い。
Cは最低減レベルである、底上げをねらっている。
認定証の発行は1,200棟/年で、これまで5,000棟の自信があり、半分がAゴールドである。
熱交換換気システムを強制しない。
補助金はないが建ぺい率の軽減等がある。
機関のカーサクリーマに関する役割
・シミュレーションで応用性を確保する。
・設計で実現できる物か実大模型の製作し確認する。
・施工方法(実践、模型)を確立しの研修を行う。
・ラベリングは計算方法、エネルギーパスなどの研修を行う。
・気密測定、換気システムなどのチェックをし改善のサポーターをする。
・設計、施工の品質管理とエネルギー収支+建築の環境性を重要視する。
ウルリッヒKlammsteinerの説明

CasaClima は直訳では気候を考えた家、意訳では温熱・省エネルギーを中心とした建築環境を考えた家だろうか。日本の建築学会でもBiolimaticDesign=バイオクライマティックデザインの言葉を使っている。同類の言葉はパッシブデザインやドイツのパッシブハウスやスイスのミネルギーハウスなどがある。
CasaClima AGENCYはボルツァーノ自治県の外郭団体、カーサクリーマ機関の意味合いだろうか。
これまで、北欧、北米、中欧のドイツ・オーストリア・スイス・フランス、北海道の省エネルギー住宅や木造住宅生産を学んできた。
もっと広い範疇でと思い、今回の研修は木造建築住宅の有数なメッカの北イタリアのボルツァーノに行って来た。
カーサクリーマ機関があるボルツァーノはイタリアの中で、ドイツ語文化圏の独立した人口50万人の自治県である。
少ない人口であるが、省エネ・エコ住宅の密度と品質の高さが極めて高い地域である。
北にオーストリア、スイス、ドイツがあるのでイタリアの他県より省エネルギー建築では5年早く、イタリアの中でコンサルティングのネットワークをもつ。
カーサクリーマ機関の概要
公的な機関で、カーサクリーマの普及、認定(ラベリング)、研究、専門家の育生、研修講座、メッセに参加、持続可能なエネルギー開発、出版などを行う。
2002年設立。
予算6億円で、1割は地方政府から、9割は自己収入であり、
自己収入は公共ビルや建築や住宅の認定で成り立っている。認定料は800ユーロ/棟(120,000円)。
スタッフは30人でその内の15人は技術者。
カーサクリーマ
暖房負荷などにより、
ゴールド=10kWh/m2、A=30kWh/m2、B=50kWh/m2、他に分けられる。
環境性ではKLIMAHUS natureがある。アメリカの LEEDと日本のCASBEEに近い。
Cは最低減レベルである、底上げをねらっている。
認定証の発行は1,200棟/年で、これまで5,000棟の自信があり、半分がAゴールドである。
熱交換換気システムを強制しない。
補助金はないが建ぺい率の軽減等がある。
機関のカーサクリーマに関する役割
・シミュレーションで応用性を確保する。
・設計で実現できる物か実大模型の製作し確認する。
・施工方法(実践、模型)を確立しの研修を行う。
・ラベリングは計算方法、エネルギーパスなどの研修を行う。
・気密測定、換気システムなどのチェックをし改善のサポーターをする。
・設計、施工の品質管理とエネルギー収支+建築の環境性を重要視する。
ウルリッヒKlammsteinerの説明

by nisi93jp
| 2014-04-09 10:22
| 14ボルツアーノFB研修
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