2012年 02月 10日
躯体性能と電力の内容 |
3.11大震災と原発災害から電力供給の在り方が問われている。
スマートハウスはデジタル的なネットワークの格好の良い考え方だが、機器に頼り過ぎているように思える。
機器の省エネ化を図るのはもちろんだが、
基本は躯体の省エネ性能であり、エネルギーの内容と供給の仕方である。
スウェーデン研修を企画しているが、スウェーデン行きは2005年以来だ。
その時は超省エネ住宅や無暖房住宅を見て来たのだが、小規模団地地域単位のバイオマスエネルギー供給(電気と温水)に興味を覚えた。
今度は戸建てや集合住宅はもちろんのこと、地域単位のエネルギー供給を見てみたい。
ウメオとストックホルムの分譲戸建て住宅やスンスバルの賃貸の6階建て木造集合住宅は、当たり前にドイツのパッシブハウス以上の性能だった上に、地域発電・温水供給がセットになっていた。
自分たちが使う電気は「東電」のでも原発からのものでもなく、地域内で自分たちのゴミからつくった電気や温水で、正体が明確でしかも無料だ。
電気や湯の内容と質が違う。
躯体が超省エネルギーな上に、更に換気排熱はヒートポンプで熱を回収しお湯を暖める。
その当時で、スウェーデンでは、もはやバイオマス(生物資源)が第1次エネルギーの20%に達し、化石燃料や原発への依存度を減らしてきている。
ウメオ郊外のモデルでない普通の分譲戸建て住宅。

上の写真と同一分譲地内の、モデルでない普通の分譲テラスハウス。
ストックホルム郊外のモデルでない普通の分譲戸建て住宅。
北極圏に近いンスバルの賃貸の6階建て木造集合住宅。
スマートハウスはデジタル的なネットワークの格好の良い考え方だが、機器に頼り過ぎているように思える。
機器の省エネ化を図るのはもちろんだが、
基本は躯体の省エネ性能であり、エネルギーの内容と供給の仕方である。
スウェーデン研修を企画しているが、スウェーデン行きは2005年以来だ。
その時は超省エネ住宅や無暖房住宅を見て来たのだが、小規模団地地域単位のバイオマスエネルギー供給(電気と温水)に興味を覚えた。
今度は戸建てや集合住宅はもちろんのこと、地域単位のエネルギー供給を見てみたい。
ウメオとストックホルムの分譲戸建て住宅やスンスバルの賃貸の6階建て木造集合住宅は、当たり前にドイツのパッシブハウス以上の性能だった上に、地域発電・温水供給がセットになっていた。
自分たちが使う電気は「東電」のでも原発からのものでもなく、地域内で自分たちのゴミからつくった電気や温水で、正体が明確でしかも無料だ。
電気や湯の内容と質が違う。
躯体が超省エネルギーな上に、更に換気排熱はヒートポンプで熱を回収しお湯を暖める。
その当時で、スウェーデンでは、もはやバイオマス(生物資源)が第1次エネルギーの20%に達し、化石燃料や原発への依存度を減らしてきている。
ウメオ郊外のモデルでない普通の分譲戸建て住宅。




by nisi93jp
| 2012-02-10 11:42
| Q1、省CO2省エネ・エコ・環境
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