2011年 07月 27日
20〜30年経った家 |
下水道工事の本管を埋設する工事で、周辺の家屋に被害が有る無しのチェックを工事前後に行う。
その時に、新旧・仕上材の違いなど色々な家屋の工事前の状態を見れるのだが、耐久性やメンテナンスを考える上で参考になる。
今回の調査地位行きは地盤が比較的良く、家屋の傾きや、基礎の構造上の大きな割れ等は無い。
当たり前なことだが、
地盤が良い事、庇の有る無し・長い庇で、家の耐久性が随分と違う。
外周の基礎
・ほとんどの床下換気口の隅にひび割れが生じている。基礎断熱の場合は床下換気口が無い。
・モルタル仕上げはひび割れが多い。
外装
・モルタル塗りはひび割れが非常に多い。特に窓の隅にひび割れが多い。
・窯業系サイディングはシーリングの剥離や割れが多い。小口に防水処理などがなされていない場合は凍害で破損が見られる。
・金属サイディングは錆が多い。
・オープンジョイント工法の木板張りはシーリングがないのでその部分の痛みは無い。
開口部周り
・窓の下に水切りを設けないと壁に水垂れを起こし汚れや凍害の損傷が見られる。
内装
1.クロス
・業者により糊の汚れが浮き出ている。
・ジョイント部分の剥がれが多い。入隅の剥がれやヨレが多い。
2.和室塗壁
・当地域では壁しゃくりを施す事が無く、柱との取合いに隙間が生じているのが多い。
・黴びているのが多少ある。
3. 乾式工法
・無垢板、品合板、プリント合板等のは損傷が少ない。
その時に、新旧・仕上材の違いなど色々な家屋の工事前の状態を見れるのだが、耐久性やメンテナンスを考える上で参考になる。
今回の調査地位行きは地盤が比較的良く、家屋の傾きや、基礎の構造上の大きな割れ等は無い。
当たり前なことだが、
地盤が良い事、庇の有る無し・長い庇で、家の耐久性が随分と違う。
外周の基礎
・ほとんどの床下換気口の隅にひび割れが生じている。基礎断熱の場合は床下換気口が無い。
・モルタル仕上げはひび割れが多い。
外装
・モルタル塗りはひび割れが非常に多い。特に窓の隅にひび割れが多い。
・窯業系サイディングはシーリングの剥離や割れが多い。小口に防水処理などがなされていない場合は凍害で破損が見られる。
・金属サイディングは錆が多い。
・オープンジョイント工法の木板張りはシーリングがないのでその部分の痛みは無い。
開口部周り
・窓の下に水切りを設けないと壁に水垂れを起こし汚れや凍害の損傷が見られる。
内装
1.クロス
・業者により糊の汚れが浮き出ている。
・ジョイント部分の剥がれが多い。入隅の剥がれやヨレが多い。
2.和室塗壁
・当地域では壁しゃくりを施す事が無く、柱との取合いに隙間が生じているのが多い。
・黴びているのが多少ある。
3. 乾式工法
・無垢板、品合板、プリント合板等のは損傷が少ない。
by nisi93jp
| 2011-07-27 14:32
| 研修・鑑賞・スタディ
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