2011年 06月 03日
高透過トリプルガラス使用トリプルシャノン |
NPO新住協総会の研修会の大きなテーマはQ1.0-Xであったが、窓は断熱の他に日射取得・日射遮蔽の相反する性能を東西南北、各地域の暖房度日数と日射量の要素から計画する必要がある。
ペガラスやトリプルガラスで冷輻射を遮るには断熱性が必要でアルゴンガスやLow-Eを使うのだが、Low-Eは日射取得が減ってしまう。
また、冬以外では日射遮蔽を考えなければお暑くなりオーバーヒートしてしまうので、窓では日射遮蔽ガラスを使うのが有効だ。しかし、冬期の日射取得には不利になる。
これらの問題をQPEX3で夏の冷房負荷と冬の暖房負荷を計算しながらバランスを考える。
ほぼ無暖房住宅の「Jパッシブハウスさいたま」はU値=0.8W/m2Kのパッシブハウス対応級のトリプルガラス2Low-E2アルゴンガス木製サッシ+外付ブラインドだが高価になってしまう。
研修会で紹介されたのが日射取得率を引き上げた日本板硝子の高透過トリプルガラスを使ったトリプルシャノンが紹介された。
下記の表は日射量が少ない秋田地域の例。秋田は暖房度日数(DD18-18)2,700〜3,000前後、南鉛直日射量90W/m2。
同じトリプルシャノンでもU値=1.23W/m2Kのがあるが2Low-Eで数値が良いのだろう。高透過トリプルガラスしようのはU値=1.40W/m2Kと下がるが、日射取得率が高く、暖房負荷が低くなっている。
日射量が低い秋田地域でも高透過トリプルガラスは暖房負荷が下がる。
これまでの計算では秋田地域で暖房負が下がるのはパッシブハウス対応級の木製サッシだけだった。それだけ高透過トリプルガラスの効果が多きのだろう。
しかし、冬も含め冬以外のオールシーズンの日射遮蔽を考えなければならない。
ペガラスやトリプルガラスで冷輻射を遮るには断熱性が必要でアルゴンガスやLow-Eを使うのだが、Low-Eは日射取得が減ってしまう。
また、冬以外では日射遮蔽を考えなければお暑くなりオーバーヒートしてしまうので、窓では日射遮蔽ガラスを使うのが有効だ。しかし、冬期の日射取得には不利になる。
これらの問題をQPEX3で夏の冷房負荷と冬の暖房負荷を計算しながらバランスを考える。
ほぼ無暖房住宅の「Jパッシブハウスさいたま」はU値=0.8W/m2Kのパッシブハウス対応級のトリプルガラス2Low-E2アルゴンガス木製サッシ+外付ブラインドだが高価になってしまう。
研修会で紹介されたのが日射取得率を引き上げた日本板硝子の高透過トリプルガラスを使ったトリプルシャノンが紹介された。
下記の表は日射量が少ない秋田地域の例。秋田は暖房度日数(DD18-18)2,700〜3,000前後、南鉛直日射量90W/m2。
同じトリプルシャノンでもU値=1.23W/m2Kのがあるが2Low-Eで数値が良いのだろう。高透過トリプルガラスしようのはU値=1.40W/m2Kと下がるが、日射取得率が高く、暖房負荷が低くなっている。
日射量が低い秋田地域でも高透過トリプルガラスは暖房負荷が下がる。
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しかし、冬も含め冬以外のオールシーズンの日射遮蔽を考えなければならない。
by nisi93jp
| 2011-06-03 10:31
| Q1パッシブハウス無暖房住宅
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from generic cial..
at 2021-01-27 20:57
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