2011年 01月 08日
J・パッシブハウス北上:基本設計から許容応力度構造計算 |
J・パッシブハウス北上は基本設計のプランを練り上げる段階で、耐震評価3、屋根断熱400mm厚と登り梁・垂木の納まりと屋根面剛性、大きな2層分の吹抜けと床面剛性、オープンなプランでの偏心率がバランス良くとれた耐力壁配置、床下暖房用の内部立上がりがない基礎断熱を考えるのに、構造計算と熱計算をしながら考えている。
屋根、2階、1階、基礎と力の流れをうまく基礎に伝える。
内部基礎梁は立上がりがない地中梁。200mm防蟻EPS断熱材を充分転圧した基礎床に敷き並べる。断熱材が窪んだ部分は地中梁になる。地中梁の型枠は断熱材がその役割を果たすので必要がない。
地中梁とベタ部分に配筋し、コンクリートを流し込む。
Q1.0住宅S上越の防蟻EPS断熱材の例。
Q1.0住宅S上越の配筋の例。
赤い部分に入るとNG。部材は梁や柱が杉で今回は無等級材で計算しているが、実際は機械等級区分でヤング係数(強度に比例)をチェックした杉材の数値を入れるので有利になる。
屋根、2階、1階、基礎と力の流れをうまく基礎に伝える。
by nisi93jp
| 2011-01-08 11:16
| Jパッシブハウス北上オノダ
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