2010年 05月 18日
オーストリア・スイスのパッシブハウス・木造多層階研修34 |
■ファイスト教授の講義(インスブルック大学にて) 5
パッシブハウス研究所のパッシブハウスの数値(講義内容以外も含め)
ファイスト教授の2時間ほどの講義ではパッシブハウスの基本を知るだけなので、パッシブハウスに関する数値を述べる。
○パッシブの大きな特色
・ 従来の温水パネルヒーターなどが見えない。
最大暖房出力が10W/m2(30坪の家では990W)と小さいので熱交換換気システムが暖房機能をもち室内に暖房機器がない。日本で言われる無暖房住宅は室内に実際には室内に放熱器などの設備機器がない住宅を指し、本来の無暖房住宅とは違う。
○ パッシブハウスの数値
パッシブハウスの年間のエネルギー消費量は暖房費15kWh/m2年、給湯費6kWh//m2年、換気電力費4kWh/ m2年、照明他家電電力費11kWh/ m2年、計36kWh/ m2年以内に、また最大暖房出力が10W/m2以内である。
そのためには建物の各部位の性能数値を以下にする。
①:床、壁、屋根のU値≦0.15W/m2K
②:サーマルブリッジ(熱橋)は、ψ値≦0.01W/mK
③:窓は三層ガラスU値≦0.80W/m2K
④:気密性能はPa50≦0.6/h 隙間相当面積c値に換算すると0.4cm2/m2
⑤:換気は熱回収率は75%以上熱交換換気システム
パッシブハウス研究所のパッシブハウスの数値(講義内容以外も含め)
ファイスト教授の2時間ほどの講義ではパッシブハウスの基本を知るだけなので、パッシブハウスに関する数値を述べる。
○パッシブの大きな特色
・ 従来の温水パネルヒーターなどが見えない。
最大暖房出力が10W/m2(30坪の家では990W)と小さいので熱交換換気システムが暖房機能をもち室内に暖房機器がない。日本で言われる無暖房住宅は室内に実際には室内に放熱器などの設備機器がない住宅を指し、本来の無暖房住宅とは違う。
○ パッシブハウスの数値
パッシブハウスの年間のエネルギー消費量は暖房費15kWh/m2年、給湯費6kWh//m2年、換気電力費4kWh/ m2年、照明他家電電力費11kWh/ m2年、計36kWh/ m2年以内に、また最大暖房出力が10W/m2以内である。
そのためには建物の各部位の性能数値を以下にする。
①:床、壁、屋根のU値≦0.15W/m2K
②:サーマルブリッジ(熱橋)は、ψ値≦0.01W/mK
③:窓は三層ガラスU値≦0.80W/m2K
④:気密性能はPa50≦0.6/h 隙間相当面積c値に換算すると0.4cm2/m2
⑤:換気は熱回収率は75%以上熱交換換気システム
by nisi93jp
| 2010-05-18 15:37
| ’10欧州パッシブH木造多層階
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