2010年 05月 14日
10オーストリア・スイスのパッシブハウス・木造多層階研修32 |
■ファイスト教授の講義(インスブルック大学にて) 1
パッシブハウス仕様木製サッシメーカー「Freisinger」を見た後、インスブルックのホテルに宿泊した翌日は、建築家ガイグさんのパッシブハウスの自邸、二つのパッシブハウスの集合住宅を見てインスブルック大学に入った。
そこでは、パッシブハウスの実物大部分模型の見学、と木構造のフラッハ教授から教室の案内、そしてファイスト教授の講義を受けた。
インスブルックやチューリッヒのパッシブハウスの見学の紹介前に、パッシブハウスとは何かのファイスト教授の講義の内容を紹介する。
ドイツ人の建築物理学者ウォルガング・ファイスト教授はパッシブハウスの生みの親でありドイツのダルムシュタットにあるパッシブハウス研究所の所長であることは良く知られているが、オーストリアのインスブルック大学の教授であり建築物理学の熱移動の研究と教鞭に携わっている。
恵那の金子さんが以前の出会いでファイスト教授に、教室ではアジアの留学生は多いが日本人がいないので日本からの留学生を求められ、社員の名古屋大学物理卒業の渡邊さんを留学生に送り込んでいる。役目はパッシブハウスの研究と熱計算ソフトPHPPの日本語版つくりである。私と金子さんは2008年にドイツのパッシブハウス関連を見て歩いたし、金子さんは昨年にダルムシュタットのパッシブハウス研究所に行っているので、今回はオーストリアではインスブルック大学とその近郊の研修にした。
ファイスト教授のほぼ2時間の講義の概論は、現状の地球温暖化などの環境問題からこのままでは地球が持続可能困難になることから、建築関連の領域ではCO2削減などのために使用エネルギーを削減することでありエネルギー革命が必要になっている。そのための手法がパッシブハウスである事をパワーポイントで説明してくれた。
こうした環境破壊からCO2削減までの内容は良く聞くことであるが、対応策の方法としてパッシブハウスの研究と普及に努めてきた実践者のファイスト教授では説得力が大きい。こぼれんばかりの大きなギョロ目をムキ出し大振りなジェスチャーたっぷりで一所懸命なプレゼは迫力がありカリスマ性をもっている。
パッシブハウス仕様木製サッシメーカー「Freisinger」を見た後、インスブルックのホテルに宿泊した翌日は、建築家ガイグさんのパッシブハウスの自邸、二つのパッシブハウスの集合住宅を見てインスブルック大学に入った。
そこでは、パッシブハウスの実物大部分模型の見学、と木構造のフラッハ教授から教室の案内、そしてファイスト教授の講義を受けた。
インスブルックやチューリッヒのパッシブハウスの見学の紹介前に、パッシブハウスとは何かのファイスト教授の講義の内容を紹介する。
ドイツ人の建築物理学者ウォルガング・ファイスト教授はパッシブハウスの生みの親でありドイツのダルムシュタットにあるパッシブハウス研究所の所長であることは良く知られているが、オーストリアのインスブルック大学の教授であり建築物理学の熱移動の研究と教鞭に携わっている。
恵那の金子さんが以前の出会いでファイスト教授に、教室ではアジアの留学生は多いが日本人がいないので日本からの留学生を求められ、社員の名古屋大学物理卒業の渡邊さんを留学生に送り込んでいる。役目はパッシブハウスの研究と熱計算ソフトPHPPの日本語版つくりである。私と金子さんは2008年にドイツのパッシブハウス関連を見て歩いたし、金子さんは昨年にダルムシュタットのパッシブハウス研究所に行っているので、今回はオーストリアではインスブルック大学とその近郊の研修にした。
ファイスト教授のほぼ2時間の講義の概論は、現状の地球温暖化などの環境問題からこのままでは地球が持続可能困難になることから、建築関連の領域ではCO2削減などのために使用エネルギーを削減することでありエネルギー革命が必要になっている。そのための手法がパッシブハウスである事をパワーポイントで説明してくれた。
こうした環境破壊からCO2削減までの内容は良く聞くことであるが、対応策の方法としてパッシブハウスの研究と普及に努めてきた実践者のファイスト教授では説得力が大きい。こぼれんばかりの大きなギョロ目をムキ出し大振りなジェスチャーたっぷりで一所懸命なプレゼは迫力がありカリスマ性をもっている。
by nisi93jp
| 2010-05-14 09:22
| ’10欧州パッシブH木造多層階
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