2010年 04月 01日
’10オーストリア・スイスのパッシブハウス・木造多層階研修2 |
ZARWNHOFER社(パッシブハウス専門住宅会社)2
パッシブハウスの設計から施工・引渡しまでを業務範囲とするパッシブハウス専門住宅会社。
・21年前に設立し、15年前からローエナジー、パッシブハウスをつくる。
・グ ラーツ国立大学との共同研究している。
・暖房エネルギー消費量は1970年代の住宅の170kWh/㎡・年だったが、最近の家は10kWh/㎡・年。
・壁の仕様
セルロースファイバーの場合
石膏ボードか粘土ボード仕上げ、内側付加断熱(配線スペース)、合板、防湿・気密シート、枠組み(充填断熱材)、外側付加断熱、透湿・防水シート、通気層、外装。
配線スペースが防湿・気密シートの室内側にあるので、防湿・気密シートの貫通部分の補修が極めて少なく施工が簡易である。
ウッドファイバーの場合
マッシヴホルツ、枠組み(充填断熱材)、外側付加断熱、透湿・防水シート、通気層、外装。
・屋根の仕様
セルロースファイバーの場合
屋根材、通気層、透湿・防水シート、垂木(断熱層)、防湿・気密シー ト、内側付加断熱(配線スペース)、石膏ボード1枚か2枚。
ウッドファイバーの場合
屋根材、通気層、透湿・防水シート、2重垂木(断熱層)、防湿・気密シー ト、木板天井あらわし、登り梁。
・断熱の仕様
使用される断熱材はセルロースファイバー・ウッドファイバーウ・麻・ウグラスウールだが、セルロースファイバーとウッドファイバーが多い。
・床の仕様
セメントモルタル25~40mm、ポリプロピレンシート、断熱層、防音材、プロテクター、断熱材、木板の床下地厚40mmである。断熱材はEPS、ロックウール、ハードボードで吸音・防音。
部材はパネル化され、窓の穴まであけられた状態まで工場で先に作られ、一番大きいもので 12m×3mのパネルでトレイラートラックで運ばれる。
壁マッシヴホルツ(断熱材はウッドファイバー)と屋根クロス2重垂木(垂木内にウッドファイバー)の場合。
室内側:壁がマッシヴホルツ、天井が木板あらわし。
壁がマッシヴホルツの場合の壁。
屋根・壁が共にセルロースファイバーの場合。
パッシブハウスの設計から施工・引渡しまでを業務範囲とするパッシブハウス専門住宅会社。
・21年前に設立し、15年前からローエナジー、パッシブハウスをつくる。
・グ ラーツ国立大学との共同研究している。
・暖房エネルギー消費量は1970年代の住宅の170kWh/㎡・年だったが、最近の家は10kWh/㎡・年。
・壁の仕様
セルロースファイバーの場合
石膏ボードか粘土ボード仕上げ、内側付加断熱(配線スペース)、合板、防湿・気密シート、枠組み(充填断熱材)、外側付加断熱、透湿・防水シート、通気層、外装。
配線スペースが防湿・気密シートの室内側にあるので、防湿・気密シートの貫通部分の補修が極めて少なく施工が簡易である。
ウッドファイバーの場合
マッシヴホルツ、枠組み(充填断熱材)、外側付加断熱、透湿・防水シート、通気層、外装。
・屋根の仕様
セルロースファイバーの場合
屋根材、通気層、透湿・防水シート、垂木(断熱層)、防湿・気密シー ト、内側付加断熱(配線スペース)、石膏ボード1枚か2枚。
ウッドファイバーの場合
屋根材、通気層、透湿・防水シート、2重垂木(断熱層)、防湿・気密シー ト、木板天井あらわし、登り梁。
・断熱の仕様
使用される断熱材はセルロースファイバー・ウッドファイバーウ・麻・ウグラスウールだが、セルロースファイバーとウッドファイバーが多い。
・床の仕様
セメントモルタル25~40mm、ポリプロピレンシート、断熱層、防音材、プロテクター、断熱材、木板の床下地厚40mmである。断熱材はEPS、ロックウール、ハードボードで吸音・防音。
部材はパネル化され、窓の穴まであけられた状態まで工場で先に作られ、一番大きいもので 12m×3mのパネルでトレイラートラックで運ばれる。
壁マッシヴホルツ(断熱材はウッドファイバー)と屋根クロス2重垂木(垂木内にウッドファイバー)の場合。
室内側:壁がマッシヴホルツ、天井が木板あらわし。
by nisi93jp
| 2010-04-01 10:11
| ’10欧州パッシブH木造多層階
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