2009年 12月 17日
QPEXとPHPP 3 |
10月5日に恵那の金子さんのキーポイントで新住協による鎌田先生と森みわさん講師の研修会があった。その時の話題をQPEXとPHPPに限って10月9・10日にブログした。
QPEXは新住協の温熱環境のソフト、PHPPはドイツのパッシブハウス研究所の温熱環境のソフト。
その10月10日の私のブログに、今日17日の森みわさんのブログの「日本とヨーロッパでは土壌が違う?」からリンクがはられた。
QPEX(鎌田先生)は土壌が0.7W/mK、PHPPは2.0W/mKと大きな違いであった。それ以来日本の数値を探しているが1.0W/mK前後が多い。
昨日に見つけた数値が信頼する岩手秋田県立大学准教授の本間義規先生の1.0W/mKだった。
住いと環境 東北フォーラム公開シンポジウム「無暖房住宅を巡って ー今後の目標になりうるか?」で発表された記録冊子の中の「Dot Projectの取り組み ー産学連携による高性能住宅の推進ー」であった。
私も発表者の末席だった。
本間先生の論文の中に、「5-3 基礎断熱工法における熱貫流率の算定式」で
「赤坂式、岩前式(現在の次世代省エネルギー基準)があるが、」本間先生の「Dot Projectでは岩間式をベースに簡易化した。土の熱伝導率を1.0W/mKに固定した。」とあった。
基礎断熱が北東北で同時多発的に出て来た時、夏場に結露することをさんざん言われたが、本間先生は学者でいち早く非定常結露計算して結露しない事で応援してくれた。実際のコンディションは相対湿度が75%止まりで一瞬80%がある程度で、良好だ。
森さんの話ではパッシブハウス研究所では「木床がある基礎断熱は腐朽からだめだ。」とされたとあったこと聞いた。床下空間は乾燥しているし、人の動きが楽で白蟻のチェックが楽にできる。早期発見が最も有効だ。
森みわさんの今日17日の文章には「引き続き調査を続けると、Arup Japan設備設計からの情報で、拡張アメダスの文献の中に、”国際的なディフォルト値=1.5W/mKを日本でも採用していく傾向にある”との一文がみつかり、今回はこちらを使用することに。」とある。
次世代省エネルギー基準程度ではさして問題にならなかった数値や部分がQ値が1.0W/m2K以下になると厳しく影響する。
森みわさんが盛岡に来られた時(私は行けなかった)、本間先生との出会いが楽しみと期待していたが本間先生も欠席だったと片岸さんから聞き残念だった。
今晩の夜行寝台で室蘭工大に行き、明日の深夜に夜行寝台で帰ってくる。
同窓会の設計展があり、作品の解説を学生や先生の前で50分する。
鎌田先生がいれば土の熱抵抗値その他の話題が出来る。
QPEXは新住協の温熱環境のソフト、PHPPはドイツのパッシブハウス研究所の温熱環境のソフト。
その10月10日の私のブログに、今日17日の森みわさんのブログの「日本とヨーロッパでは土壌が違う?」からリンクがはられた。
QPEX(鎌田先生)は土壌が0.7W/mK、PHPPは2.0W/mKと大きな違いであった。それ以来日本の数値を探しているが1.0W/mK前後が多い。
昨日に見つけた数値が信頼する岩手秋田県立大学准教授の本間義規先生の1.0W/mKだった。
住いと環境 東北フォーラム公開シンポジウム「無暖房住宅を巡って ー今後の目標になりうるか?」で発表された記録冊子の中の「Dot Projectの取り組み ー産学連携による高性能住宅の推進ー」であった。
私も発表者の末席だった。
本間先生の論文の中に、「5-3 基礎断熱工法における熱貫流率の算定式」で
「赤坂式、岩前式(現在の次世代省エネルギー基準)があるが、」本間先生の「Dot Projectでは岩間式をベースに簡易化した。土の熱伝導率を1.0W/mKに固定した。」とあった。
基礎断熱が北東北で同時多発的に出て来た時、夏場に結露することをさんざん言われたが、本間先生は学者でいち早く非定常結露計算して結露しない事で応援してくれた。実際のコンディションは相対湿度が75%止まりで一瞬80%がある程度で、良好だ。
森さんの話ではパッシブハウス研究所では「木床がある基礎断熱は腐朽からだめだ。」とされたとあったこと聞いた。床下空間は乾燥しているし、人の動きが楽で白蟻のチェックが楽にできる。早期発見が最も有効だ。
森みわさんの今日17日の文章には「引き続き調査を続けると、Arup Japan設備設計からの情報で、拡張アメダスの文献の中に、”国際的なディフォルト値=1.5W/mKを日本でも採用していく傾向にある”との一文がみつかり、今回はこちらを使用することに。」とある。
次世代省エネルギー基準程度ではさして問題にならなかった数値や部分がQ値が1.0W/m2K以下になると厳しく影響する。
森みわさんが盛岡に来られた時(私は行けなかった)、本間先生との出会いが楽しみと期待していたが本間先生も欠席だったと片岸さんから聞き残念だった。
今晩の夜行寝台で室蘭工大に行き、明日の深夜に夜行寝台で帰ってくる。
同窓会の設計展があり、作品の解説を学生や先生の前で50分する。
鎌田先生がいれば土の熱抵抗値その他の話題が出来る。
by nisi93jp
| 2009-12-17 15:20
| Q1住宅無暖房住宅
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