2009年 08月 23日
木造学校研修の講師 |
これまでの研修会の講師は高断熱・高気密住宅やパッシブハウス関連がほとんどであったが、8月1日の新潟市の重川材木店の「加茂緑の森木材工場」での「地域材と在来工法で大型木造建築を設計する」から、木造の学校関連が増えて来た。
これから10月22日、11月9日、11月26日と続く。
木造の学校と言っても、特定のノウハウのラーメン構造などのヘビーティンバーではなく、地域材を使った在来工法で一過性の記念碑的なものではなく標準な木造の学校をつくるのだ。
岐阜県恵那市では友人の金子さんなどが学校の木造化を訴えて来たおかげで木造化がかなったが、使われた木材が恵那市や岐阜県のものが少なく、今後は地域材が使われるシステムづくりの反省点が残ったと聞いた。
数年前の新住協の総会の時に来賓の恵那市長から岐阜県内の木材を使った小学校の木造化を自慢げに聞かされたが、今年の1月の「木の建築フォラム」の来賓の恵那市長からは金子さんと同様な事柄を聞かされた。
新潟市の重川さんも地域材を使った学校の木造化の普及を狙っている。
学校の木造化は一過性の記念碑的なものではなく標準な木造の学校でなければ意味合いがうすい。森林資源の健全な有効利用、カーボンフリー、省エネ、室内温熱環境コスト、などなどからだ。
在来工法木造の学校のイニシャルコストとランニングコストは共にRC工法より安く、地域財政に負担が少ない。しかも、地域経済に大きく有利に働き、地域材の大量使用、大人数の職人の働き場の確保ができる。
木材の使用量は一校で50戸から80戸分の住宅に相当する。
能代市で今年着工されている同時着工の二校は160戸程度の住宅に相当し、能代山本地域の昨年の木造住宅着工数は約200戸であるから地域経済に良い影響を大きく与えている。
これから10月22日、11月9日、11月26日と続く。
木造の学校と言っても、特定のノウハウのラーメン構造などのヘビーティンバーではなく、地域材を使った在来工法で一過性の記念碑的なものではなく標準な木造の学校をつくるのだ。
岐阜県恵那市では友人の金子さんなどが学校の木造化を訴えて来たおかげで木造化がかなったが、使われた木材が恵那市や岐阜県のものが少なく、今後は地域材が使われるシステムづくりの反省点が残ったと聞いた。
数年前の新住協の総会の時に来賓の恵那市長から岐阜県内の木材を使った小学校の木造化を自慢げに聞かされたが、今年の1月の「木の建築フォラム」の来賓の恵那市長からは金子さんと同様な事柄を聞かされた。
新潟市の重川さんも地域材を使った学校の木造化の普及を狙っている。
学校の木造化は一過性の記念碑的なものではなく標準な木造の学校でなければ意味合いがうすい。森林資源の健全な有効利用、カーボンフリー、省エネ、室内温熱環境コスト、などなどからだ。
在来工法木造の学校のイニシャルコストとランニングコストは共にRC工法より安く、地域財政に負担が少ない。しかも、地域経済に大きく有利に働き、地域材の大量使用、大人数の職人の働き場の確保ができる。
木材の使用量は一校で50戸から80戸分の住宅に相当する。
能代市で今年着工されている同時着工の二校は160戸程度の住宅に相当し、能代山本地域の昨年の木造住宅着工数は約200戸であるから地域経済に良い影響を大きく与えている。
by nisi93jp
| 2009-08-23 14:31
| 研修・鑑賞・スタディ
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