家づくり西方設計

「最高の断熱エコ住宅のつくり方」大改訂版

「最高の断熱エコ住宅のつくり方」の
令和の大改訂版が出来上がりました。
発売は6月21日です。

高断熱・高気密エコ住宅を、
昭和の後半に設計し始め、
平成は目一杯に設計しました。
そして令和の元年です。
3時代に渡り、40年近くなりますが、
まだまだ、設計します。

よろしくお願いします。

九州ホームショーで講師

6月27日の九州ホームショーでの、
建築知識のセミナーの講師です。

日程：6月27日（木）
セミナー時間
　10：00〜11：00 西方里見先生
　11：20〜12：20 前真之先生
　14：00〜15：00 三澤文子先生
　15：15〜16：15 小谷和也先生

私のテーマは、
「さまざまな地域、それぞれのエコハウス」
です。

三重大学レーモンドホール

室蘭市立図書館のフクロウ文庫の山下夫妻と14日から3日間の旅行だった。

津の三重県立美術館の増山雪斎展を見た後は、
三重大学のA・レーモンドホールを見た。
残念ながら室内は見れなかった。

レーモンド→吉村→奥村→◯◯◯◯芸大の流れが良く知れる。

増山雪斎 展

室蘭市立図書館のフクロウ文庫の山下夫妻と14日から3日間の旅行だった。

主な目的は、
津の三重県立美術館増山雪斎展、
長浜高月の雨森芳洲庵関連の歴史民俗資料館と雨森芳洲庵
の見学だった。

私としては、上記の他に
三重大学のA・レーモンドの建築、
彦根の川井先生の足軽屋敷の見学だった。

以下は、三重県立美術館のホームページから転載

伊勢長島藩第5代藩主・増山正賢（1754－1819）は、書画に長けた文人大名として、「雪斎」の号で知られています。
画は、清の沈南蘋（しん なんぴん）に私淑し、山水人物から花卉草虫に至るまで、数多くの作品を遺しました。
とりわけ、虫類を真写した博物図譜、南蘋流の花鳥画にみられる表現の精緻は、高く評価されてきました。
雪斎の細やかな写生は、江戸博物学の発展という時代背景とともに、愛護の心に富んだ人格によるものといえます。
雪斎の師友に対する情は篤く、江戸詰のお抱え絵師の春木南湖を長崎に遊学させて、来舶清人・費晴湖（ひ せいこ）などに画を学ばせるなど厚遇し、また大坂の木村蒹葭堂が零落した時は、しばらく領内にて庇護し、その苦境を支えました。
藩も身分も越えた親交は、雪斎の文人的教養を高めるにとどまらず、長島藩の文化振興にも影響を与えました。

彦根足軽屋敷

12日に滋賀県立大学の川井先生夫妻が最近に購入された彦根の足軽屋敷を見学した。

意識的に足軽屋敷や長屋を見ている。
伝統建築というと、寺社建築、武家屋敷、旦那町家、肝いり農家などを思い浮かべるのだが、
私にとっては、立派すぎてあまり参考にならない。

現代の国民の多くの家に、
足軽屋敷や長屋の規模が参考になる。
軸組や小屋組や仕上げに過剰さがない素直な建築である。
素の建築である。

川井先生夫妻は離れに住まいながら修復保存していくそうだ。
今後が楽しみである。
滋賀県立大学の金子先生が同行された。

川井先生、案内を有難うございました。
高速道路の片側通行の渋滞と、方向音痴のため、
1時間もの遅れで時間の無駄遣いをさせてしまい、
すみませんでした。

砂丘に咲くハマナス

三浦秀一先生の自宅

新住協東北地域大会が終わってから、
山形東北芸術工科大学の三浦秀一先生の自宅を見学した。
8年前の2011年に完成している。
今まで、見れていなかった。

断熱仕様　　
屋根：グラスウール24kg 400㎜
壁：グラスウール24kg 220㎜
基礎：ポリスチレンフォーム100㎜
窓：木製トリプルガラス(ドイツ製)(U値1.1)
Q値　1.14W/㎡・K
C値　0.51ｃ㎡/㎡

築21年さくらんぼ農家の家

山形市で開催された新住協東北築大会に参加する前に、

西方と所員で東根の築21年のさくらんぼ農家の家を訪問した。

当時は、

工務店が高断熱・高気密住宅の経験が少ない場合は、

開発した高断熱・高気密アテルイパネルを使った。

新住協のパネル工法をローカライズしたパネル工法だった。

とても綺麗に住まわれていた。

現在の3日の写真。

車庫は芝置屋根。

21年前の竣工時の写真。

天井の仕上げはアテルイパネルの合板の表し。
天井の仕上げはアテルイパネルの合板の表し。

山形市の渋谷さんの完成間近現場

3、4日は山形市で行われた新住協東北地域大会に参加した。

終わってから、
渋谷さんの完成間近の現場を見た。

キレッ、キレッの端正な美しいデザインだ。
シンプルな外観に外装は素材感がある、
屋久杉のファサード・ラタン。
屋久杉は樹脂があり、風合いは杉よりはネズコに近いように思える。

室内は均衡な明るさで、
気持ちが良い。

室内は均衡な明るさで、
気持ちが良い。

水切りがない。

ここまでシンプル化するか。

能代沿岸の風力発電の現状把握

今日の0601に、現状の沿岸の風力発電を把握するのに、
ジュンサイロードとメロンロードを通り、
三種町釜谷浜を中心に、
南は五明光、三種、北は能代の海岸線を車で走った。

最後の写真は能代の南側のブロックで、
こうしたのが5ブロックある。

北側の能代方向を見る。
南側の釜谷と五明光を見る。

能代の沿岸しか見てこなかったが、
こうして、能代沖の南北を見ると、
ここまでの数が出来上がっている。
これは大型風車で、他に中小の風力発電基がある。

もうすでに、世界有数なのではないのか。
如何に、地域に還元されるかである。
公害対応と地域民の投資なども必要だ。