家づくり西方設計:Q1札幌郊外の家
2007-12-22T00:34:01+09:00
nisi93jp
家づくり
Excite Blog
街の素敵な家コンクール 最優秀賞:森の家Q1
http://nisi93.exblog.jp/5773835/
2007-05-30T14:33:00+09:00
2007-12-22T00:34:01+09:00
2007-05-30T14:33:25+09:00
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Q1札幌郊外の家
住いに関する色々なコンクールがあるが、新住協の「私の街の素敵な家コンクール」は意味合い(評価ポイント)がはっきりしている。バランスとれた「高度な省エネ技術とデザイン」が評価される。
格闘技では誰が最強かが問われるが、ルールが如何に自分に近い方かで勝敗は決まる。戦争でもルールがある。ルールがない闘いはテロくらいのものだ。
評価はルールが大切なのだ。
それぞれの立脚点にはルールがある。
そんな意味合いがはっきりした、新住協の「私の街の素敵な家コンクール」での最優秀賞は嬉しい。
5月17日の新住協帯広総会の会場に八十数点の応募パネルが貼られ、それを見て総会出席会員が一人5作品を選び、その合計点を発表した。「森の家Q1」は総合点が2位であった。
その点数から審査の鎌田先生が賞を決めた。第5回の最優秀賞は10作品であった。
「森の家Q1」=「Q1札幌郊外の家」
冬のモード概念図
夏のモード概念図
「森の家Q1」は、Q値(熱損失係数)が0.78W/m2Kの超高性能住宅である。
外壁は付加断熱(グラスウール高性能24kの100+50mm)、屋根は断熱(同200mm)、トリプルLow-E木製サッシ、テラス戸はホームテクト佐藤製造のLow-Eペアガラスを使用している。居間・食堂の大型テラス戸はアトリウムに囲まれている。
ドレーキップはユーロフェンスターで熱還流率が1.5W/m2k(ガラスの熱還流率1.025W/m2k)の超高性能。トリプルで室内側ガラスはLow-E、室外側ガラスは熱反射である。ガスは建主の希望で入れていない。
回転窓はエリートフェンスター社の木製三層ガラス窓。同じくガスは建主の希望で入れていない。
居間の空間。木部は十勝カラマツ、壁は珪藻土と極めてシンプルな仕上げ。
床:十勝カラマツ、ソープ仕上げ。
壁:珪藻土
天井:十勝カラマツ、柿渋塗り。
他の木部:十勝カラマツ、柿渋塗り。
空気の流れ・入れ替えは、通風・計画換気・パッシブ換気を組み合わせて考えている。
上の図は夏と冬の概念図である。
主に夏にパッシブ換気する。
外気を、基礎北側の床下換気口導入(冷地熱)と換気ガラリ(玄関ドア脇、階段登口、浴室)から導入し、1階室内→2階室内→高窓から排出する。暑く夏などの大きく通風する時は、網戸付き掃き出し大戸(居間、食堂、中の間、寝室)、各室の窓、高窓を開け、横方向の通風と高窓から抜く縦方向の通風を行う。
冬・春・秋の計画換気は、第3種のアエレコ換気システム+サンルームから外部空気導入管。冷たい外気がサンルームで暖められ、さらに床下で暖められ1・2階の室内に導入される。
換気の熱損失は開口部ほどあり、大きい。熱交換器などの熱回収でなければ、熱損失係数を1を切ることは困難である。
今回は第3種のアエレコだが、排気熱をキーテック工業の熱交換器で回収し暖房にまわすので、エネルギーロスは極めて少ない。また、熱交換器で心配される空気供給ダクトの汚染の心配はない。
暖房はキーテック工業の、地中熱利用と第3種換気の排気熱利用のヒートポンプでお湯をつくり温水ヒーターで暖房する。
10本前後のパイプで集熱する。深さ100mのボーリングは100万円以上するが、普及している住宅用の10mの杭が10本(計100m)では25万円前後で低価格である。
ドレーキップ窓と高窓を開ける春や秋の中間期には、1階の換気窓(各所ドレーキップ)を開け、1階室内→2階室内→高窓→外の通気を行う。ドレーキップは小開放内倒しと外に格子をつけた防犯対策。
室内の通風は無双窓を利用する。
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Q1札幌郊外の家20:外観
http://nisi93.exblog.jp/3139840/
2006-04-03T11:06:00+09:00
2006-06-05T15:22:34+09:00
2006-04-03T11:06:19+09:00
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Q1札幌郊外の家
外壁は十勝のカラマツにウッドロングエコの塗装。
西側のアプローチ側の外観
南東側の外観
モミジなど紅葉が美しい。
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Q1札幌郊外の家19:周囲の風景
http://nisi93.exblog.jp/2894667/
2006-03-03T11:13:41+09:00
2006-04-01T10:17:26+09:00
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Q1札幌郊外の家
2階の子供室から見た南東の原生林の風景
大地のうねりの牧草地の北側の風景
1階階段から見た北側の牧草地が緑になった風景
敷地内の紅葉
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Q1札幌郊外の家18:アプローチ
http://nisi93.exblog.jp/2879797/
2006-03-01T15:27:55+09:00
2006-03-01T15:29:14+09:00
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Q1札幌郊外の家
左側のカーポート兼用のアプローチ空間を通る。
カーポート兼用アプローチ空間、風除室の格子引き戸が見える。右側の戸は物置。
風除室出入り口。
格子戸から風除室・サンルームが見える。右の格子戸は庭に続く。
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Q1札幌郊外の家17:風除室
http://nisi93.exblog.jp/2879770/
2006-03-01T15:22:08+09:00
2006-03-01T15:22:52+09:00
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Q1札幌郊外の家
格子戸から風除室に入り、東側のサンルームの方向をみる。
サンルーム側から西側のアプローチ方向をみる。
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Q1札幌郊外の家16:サンルーム
http://nisi93.exblog.jp/2845966/
2006-02-25T14:28:46+09:00
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Q1札幌郊外の家
左側の引き戸はLow-Eペアガラスカラマツ木製戸。引込んで全開できる。
床は洗い出し
居間からサンルームを見る
外からサンルームを見る
車庫の2階からサンルームを見る
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Q1札幌郊外の家15:居間
http://nisi93.exblog.jp/2819367/
2006-02-22T09:48:58+09:00
2006-02-25T14:20:46+09:00
2006-02-22T09:48:58+09:00
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Q1札幌郊外の家
床:十勝カラマツ、ソープ仕上げ。
壁:珪藻土
天井:十勝カラマツ、柿渋塗り。
他の木部:十勝カラマツ、柿渋塗り。
吹抜け西側を見る。4枚の筬格子の建具。寝室の通気のための無双。
南側を見る。ガラス越しに居間の南側のサンルームが見える。
筬格子建具を開いて中の間をみる。
階段上り口の換気ガラリつき窓。
床仕上げのソープ
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Q1札幌郊外の家14:子供室・寝室
http://nisi93.exblog.jp/2810655/
2006-02-21T09:43:16+09:00
2006-02-22T09:37:28+09:00
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Q1札幌郊外の家
子供室:3人の子供がまだ小さいので空間はオープンにしている
子供室の上部
子供室の窓からの景色。野幌原生林の端である。
寝室
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Q1札幌郊外の家13:中の間・玄関
http://nisi93.exblog.jp/2801592/
2006-02-20T09:00:08+09:00
2006-02-20T09:00:08+09:00
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Q1札幌郊外の家
中の間から玄関を見る。天井・床は十勝のカラマツ。壁は珪藻土。
玄関の上を見上げ所:明かりを天窓から取っている
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Q1札幌郊外の家12:水回り
http://nisi93.exblog.jp/2793327/
2006-02-19T10:50:51+09:00
2006-02-19T10:52:35+09:00
2006-02-19T10:48:53+09:00
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Q1札幌郊外の家
1階便所
浴室:壁と天井は青森ヒバ、浴槽は鋳鉄ホーロー、床はタイル
2階便所手洗いカウンター(十勝のカラマツ)
家事室:キッチンと食堂の東側に隣接する。洗濯干し、机、収納、冷たい食品庫、洗濯機・乾燥機、アイロン掛けカウンターの、南北に3間半の広い主婦の空間になっている。その南隣りに浴室と内玄関がある。
洗面コーナー(十勝のカラマツ)
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Q1札幌郊外の家11:2階家族室
http://nisi93.exblog.jp/2777627/
2006-02-17T10:35:42+09:00
2006-02-18T10:05:59+09:00
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Q1札幌郊外の家
造り付けの机と引き出し
家族室から子供部屋を見る 開放的な空間である
北側の窓から見える風景。なだらかに畝る牧草地と広葉樹。
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Q1札幌郊外の家10:キッチン・食堂
http://nisi93.exblog.jp/2769884/
2006-02-16T13:19:03+09:00
2006-02-16T13:27:11+09:00
2006-02-16T13:19:08+09:00
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Q1札幌郊外の家
食堂とキッチン
食堂からキッチンを見る
キッチンから食堂と居間を見る
キッチン
食器洗機・ヒータ
シンク
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Q1札幌郊外の家09:個々の工夫
http://nisi93.exblog.jp/2768643/
2006-02-16T09:10:11+09:00
2006-02-16T09:10:46+09:00
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Q1札幌郊外の家
サンルームの天井を全面・軒天井の一部を白くし、室内に反射光をいれる。
薪ストーブ用の外からの吸気口
居間の間接照明
床コンセントプレート、床下にコンセントがある
クローゼットの上下するハンガー
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Q1札幌郊外の家08:木製サッシ
http://nisi93.exblog.jp/2743956/
2006-02-13T17:16:24+09:00
2006-02-13T17:24:56+09:00
2006-02-13T17:16:24+09:00
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Q1札幌郊外の家
回転窓はエリートフェンスター社の木製三層ガラス窓。同じくガスは建主の希望で入れていない。
幅が2間(居間)と一間(食堂、中の間、寝室)のテラス戸(掃き出し戸)は工務店のホームテクト佐藤が製作である。十勝のカラマツでガラスはLow-Eペアガラス。
テラス戸の室内側にが断熱ブラインドのセイキ総業のハニカムサーモスクリーンで断熱補強している。 ポリエステルの不繊維で作られた、ダブルハニカム(蜂の巣)構造のスクリーン 断熱。
天窓や高窓の木製のベルックスのガラスはアルゴンガスLow-Eペアガラスでる。
ドレーキップ
回転窓 ハニカムサーモスクリーン
左側が居間の幅2間高さ7尺5寸、その次が食堂の幅1間の大きなテラス戸。熱損失の大きさはサンルームと室内側のハニカムサーモスクリーンでカバーしている。
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Q1札幌郊外の家07:断熱と熱損失
http://nisi93.exblog.jp/2741686/
2006-02-13T10:11:46+09:00
2006-02-13T12:19:57+09:00
2006-02-13T10:11:46+09:00
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Q1札幌郊外の家
札幌郊外の家は、Q値(熱損失係数)が0.78W/m2Kの超高性能。
外壁付加断熱(グラスウール高性能24kの100+50mm),屋根断熱(同200mm),トリプルLow-E木製サッシ,テラス戸はホームテクト佐藤製造のLow-Eペアガラス。居間・食堂の大型テラス戸はアトリウムに囲まれている。テラス戸は内側に断熱ブラインドののハニカムサーモスクリーンをつけている。
換気の熱損失は開口部ほどあり大きい。熱交換器などの熱回収でなければ、熱損失係数を1を切ることは困難である。
換気は第3種のアエレコだが、排気熱をキーテック工業の熱交換器で回収し暖房にまわすので、エネルギーロスは極めて少ない。また、熱交換器で心配される空気供給ダクトの汚染の心配はない。
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