2009年 04月 05日
「アーツ&クラフツ展 W・モリスから民芸まで」 |
3月13日に東京都美術館の「アーツ&クラフツ展 W・モリスから民芸まで」を観た。
モリスは建築、工芸、絵画(ラファエル前派)、文学、思想など活動領域が広く、しかも日本人に人気で毎年何らかの企画があるように思われる。
今回は「W・モリスから民芸まで」の副題に引かれた。
ちょっと前のブログで33年前の建築でありながらシュールなテーマな卒業設計「浮遊なる空間を求めて」を紹介したが、同時期の小論文が「W・モリスから柳宗悦」であった。
当時,W・モリスの翻訳されたり紹介された本は手に入るのが数少なかったし,工学部の教官は柳宗悦なんて知らないし,担当教官に誰でも分かる人を入れろと指示された。そこで入れたのがタレント建築家の黒川紀章,意図的にバックボーンの違いが出るように仕組んだ。
同時期に両極なシュールと工芸・民芸をやっているなんて矛盾しているが、矛盾しているのだが私の中では同居していた。脳細胞の中で歪んでいた。シュールの極限から工芸民芸に安らぎを求めていた。
大学に入って図書館の本で水尾比呂志を知り、柳宗悦やW・モリスを知った。それまではシュールであった。現在でも私のものづくりの基本は柳宗悦や水尾比呂志だ。
最近付き合うようになったOMと木造ドミノのMさんは昭和27生まれ私は昭和26年生まれと近い年で、飲みながらの話の中で、武美で水尾比呂志や宮本常一の講義が面白かったと聞かされている。宮本常一も私の基本だ。
HPから
「19世紀後半にイギリスで興ったデザイン運動「アーツ&クラフツ」の広がりを、ウィリアム・モリスを中心とするイギリス、ウィーン工房がひときわ輝いたヨーロッパ、そして民芸運動が花開いた日本での美しい作品からたどります。
装飾芸術の殿堂、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館(V&A)との共同企画で、V&Aと国内の美術館などから、家具、テーブルウェア、ファブリック、服飾、書籍やグラフィック・デザインなど約280点を一堂に出品します。必見は、柳宗悦らが昭和初期に建てた「三国荘」の再現展示です。柳の収集品や若き濱田庄司、河井寛次郎、黒田辰秋らの作品で飾られた室内には、民芸の原点を見ることができます。」
モリスは建築、工芸、絵画(ラファエル前派)、文学、思想など活動領域が広く、しかも日本人に人気で毎年何らかの企画があるように思われる。
今回は「W・モリスから民芸まで」の副題に引かれた。
ちょっと前のブログで33年前の建築でありながらシュールなテーマな卒業設計「浮遊なる空間を求めて」を紹介したが、同時期の小論文が「W・モリスから柳宗悦」であった。
当時,W・モリスの翻訳されたり紹介された本は手に入るのが数少なかったし,工学部の教官は柳宗悦なんて知らないし,担当教官に誰でも分かる人を入れろと指示された。そこで入れたのがタレント建築家の黒川紀章,意図的にバックボーンの違いが出るように仕組んだ。
同時期に両極なシュールと工芸・民芸をやっているなんて矛盾しているが、矛盾しているのだが私の中では同居していた。脳細胞の中で歪んでいた。シュールの極限から工芸民芸に安らぎを求めていた。
大学に入って図書館の本で水尾比呂志を知り、柳宗悦やW・モリスを知った。それまではシュールであった。現在でも私のものづくりの基本は柳宗悦や水尾比呂志だ。
最近付き合うようになったOMと木造ドミノのMさんは昭和27生まれ私は昭和26年生まれと近い年で、飲みながらの話の中で、武美で水尾比呂志や宮本常一の講義が面白かったと聞かされている。宮本常一も私の基本だ。
HPから
「19世紀後半にイギリスで興ったデザイン運動「アーツ&クラフツ」の広がりを、ウィリアム・モリスを中心とするイギリス、ウィーン工房がひときわ輝いたヨーロッパ、そして民芸運動が花開いた日本での美しい作品からたどります。
装飾芸術の殿堂、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館(V&A)との共同企画で、V&Aと国内の美術館などから、家具、テーブルウェア、ファブリック、服飾、書籍やグラフィック・デザインなど約280点を一堂に出品します。必見は、柳宗悦らが昭和初期に建てた「三国荘」の再現展示です。柳の収集品や若き濱田庄司、河井寛次郎、黒田辰秋らの作品で飾られた室内には、民芸の原点を見ることができます。」
by nisi93jp
| 2009-04-05 14:06
| 研修・鑑賞・スタディ
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