2006年 05月 26日
石油系外断熱の火災 |
家全体が以上に真っ赤な炎を出して燃え盛る火災のニュースが、9日の夜の7時からの全国版であった。場所は秋田市。その直前のニュースは能代市二ツ井の米代川河畔で藤里町の子供の遺体が発見された事だった。
ニュースの映像を見ていて、この尋常じゃない異常な燃え方は石油系の断熱材だなと思って見ていた。
翌日に仙台の会沢さんから、「今、秋田の火災の現場にいる」と、電話があった。考える事は同じだった。
以下会沢さんのレポートからの抜粋
「可燃性断熱材(発泡プラスチック系)使用による火災時の危険性
秋田市の4人死亡火災事故
写真は秋田魁新報のホームページから

平成18年5月18日未明秋田市で一家4人が死亡するという火災事故があった。私は仙台市で河北新報の夕刊をみてこの住宅が外貼り断熱と推察し翌日現場へ行ってみた。すると予想通り可燃性断熱材のひとつNフォームが焼けただれて壁にこびりついていた。
素人判断で四人の死亡原因とこの断熱材の因果関係を云々するものではないが、かねてから鎌田先生が指摘するように、Nフォームが何らかの大きな作用をしたのではないかと思えるような状況が現場から感じた。
午前11時30分頃、現場は消防署員と科捜班という腕章を付けた人、総数20人くらいで検証中で、立ち入り禁止のロープから中にはいることはできず新聞記者らと共に外部から写真を撮った。以下、報告する。
いくら未明とはいえ、家族4人全員が逃げる間もなかったのだろうかという疑問を誰しも持つのではないだろうか。
一体どんな状況だったのか、考えてみれば恐ろしいことである。
2.この写真から推測されること内部で火災が発生した。しかし、窯業系サイディングが堅固な防火壁となって建物を包んでいる。家の中では断熱材が高熱で焼かれ、発火点以上に達した燃焼ガスが部屋に充満している。
同時に、その時すでに一酸化炭素で人間の機能は奪われて動けない。そしてガラスが破れ、大量の酸素が流入し、可燃物は爆発するように点火され炎となって、さらに高熱となって窓から猛烈に吹き出したのではないか。(写真中)家の中の柱や梁がものすごい高温にさらされたために一瞬のうちに炭化したような焼け方ではないか。
4.断熱材は、燃焼性の低いNフォームでもこれほどだ
外断熱ブームでこれらの断熱材が住宅の中に大量に使われ始めた。その量は40坪程度の家で畳150枚分である。
製造元の旭化成ではホームページでNフォームの特性についてこう記載している。
「燃焼時の発生ガスも少なく、炎をあてても炭化するだけです。安全な住宅が求められる今日にあって、火災に対しより安心してご使用いただける断熱材です。」
「炎を当てても炭化するだけ」と表現しているが、しかし、実際には卓上コンロの炎にその破片をあてる実験をしてみると表面から何ミリかは燃えることは事実である。
ポリスチレン系の断熱材はNフォームより数段激しく燃え、強烈な臭気がでた。
問題は、実際の火災時には、相当な高熱であるし、それにこれら可燃性断熱材の量(40坪規模住宅で畳大150枚以上)であり、その時どうなるかであろう。こんな実験の比ではない。
ウレタンや発泡スチロール系だつたらどうなるのか!」
上記は抜粋だが、5ページに渡る詳細な報告書である。
ニュースの映像を見ていて、この尋常じゃない異常な燃え方は石油系の断熱材だなと思って見ていた。
翌日に仙台の会沢さんから、「今、秋田の火災の現場にいる」と、電話があった。考える事は同じだった。
以下会沢さんのレポートからの抜粋
「可燃性断熱材(発泡プラスチック系)使用による火災時の危険性
秋田市の4人死亡火災事故
写真は秋田魁新報のホームページから

平成18年5月18日未明秋田市で一家4人が死亡するという火災事故があった。私は仙台市で河北新報の夕刊をみてこの住宅が外貼り断熱と推察し翌日現場へ行ってみた。すると予想通り可燃性断熱材のひとつNフォームが焼けただれて壁にこびりついていた。
素人判断で四人の死亡原因とこの断熱材の因果関係を云々するものではないが、かねてから鎌田先生が指摘するように、Nフォームが何らかの大きな作用をしたのではないかと思えるような状況が現場から感じた。
午前11時30分頃、現場は消防署員と科捜班という腕章を付けた人、総数20人くらいで検証中で、立ち入り禁止のロープから中にはいることはできず新聞記者らと共に外部から写真を撮った。以下、報告する。
いくら未明とはいえ、家族4人全員が逃げる間もなかったのだろうかという疑問を誰しも持つのではないだろうか。
一体どんな状況だったのか、考えてみれば恐ろしいことである。
2.この写真から推測されること内部で火災が発生した。しかし、窯業系サイディングが堅固な防火壁となって建物を包んでいる。家の中では断熱材が高熱で焼かれ、発火点以上に達した燃焼ガスが部屋に充満している。
同時に、その時すでに一酸化炭素で人間の機能は奪われて動けない。そしてガラスが破れ、大量の酸素が流入し、可燃物は爆発するように点火され炎となって、さらに高熱となって窓から猛烈に吹き出したのではないか。(写真中)家の中の柱や梁がものすごい高温にさらされたために一瞬のうちに炭化したような焼け方ではないか。
4.断熱材は、燃焼性の低いNフォームでもこれほどだ
外断熱ブームでこれらの断熱材が住宅の中に大量に使われ始めた。その量は40坪程度の家で畳150枚分である。
製造元の旭化成ではホームページでNフォームの特性についてこう記載している。
「燃焼時の発生ガスも少なく、炎をあてても炭化するだけです。安全な住宅が求められる今日にあって、火災に対しより安心してご使用いただける断熱材です。」
「炎を当てても炭化するだけ」と表現しているが、しかし、実際には卓上コンロの炎にその破片をあてる実験をしてみると表面から何ミリかは燃えることは事実である。
ポリスチレン系の断熱材はNフォームより数段激しく燃え、強烈な臭気がでた。
問題は、実際の火災時には、相当な高熱であるし、それにこれら可燃性断熱材の量(40坪規模住宅で畳大150枚以上)であり、その時どうなるかであろう。こんな実験の比ではない。
ウレタンや発泡スチロール系だつたらどうなるのか!」
上記は抜粋だが、5ページに渡る詳細な報告書である。
by nisi93jp | 2006-05-26 11:02 | Comments(0)

