2006年 01月 16日
木造モダニズム06:趙海光02 |
趙海光の「木造モダニズム」を知ったのは今年の正月であり、私の所に来られた時は知らなかった。
知ったのは正月に読んだ「住宅建築」2004年10月号の趙の「失われた木造大陸」である。趙はその作風がら木造モダニズムに理解が深い。
正月に昭和初期から戦後の住宅とその歴史の関連の本を読んだ。その中に藤森照信の「昭和住宅物語」ある。1月8日のブログに書いたが、「藤森は建築歴史研究者・評論家・建築家である。どの業績もすごいが、他人がまねできないのは建築家としてである。東北の北部の南部地域に、ニラの芝棟、タンポポの家、1本松の家など、それこそ<ふつう>に<すなお>にあるのを、わざわざ、ギドギドにアレンジしている。それが藤森であり、評価され、賞などを総なめである。」
藤森の作風からも文章の内容からも、藤森はモダニズムの木造への理解と評価は低い。丹下の「衛生機器のようだ。」を度々出し、自分の思いを代弁させている。それに対し趙海光は「木造モダニズム」への理解と評価は高い。
趙海光の「失われた木造大陸」や「SD」2000年9月号の特集「木造モダニズム」で吉田鉄郎などの逓信省の木造建築を知ったのは大きい。
知ったのは正月に読んだ「住宅建築」2004年10月号の趙の「失われた木造大陸」である。趙はその作風がら木造モダニズムに理解が深い。
正月に昭和初期から戦後の住宅とその歴史の関連の本を読んだ。その中に藤森照信の「昭和住宅物語」ある。1月8日のブログに書いたが、「藤森は建築歴史研究者・評論家・建築家である。どの業績もすごいが、他人がまねできないのは建築家としてである。東北の北部の南部地域に、ニラの芝棟、タンポポの家、1本松の家など、それこそ<ふつう>に<すなお>にあるのを、わざわざ、ギドギドにアレンジしている。それが藤森であり、評価され、賞などを総なめである。」
藤森の作風からも文章の内容からも、藤森はモダニズムの木造への理解と評価は低い。丹下の「衛生機器のようだ。」を度々出し、自分の思いを代弁させている。それに対し趙海光は「木造モダニズム」への理解と評価は高い。
趙海光の「失われた木造大陸」や「SD」2000年9月号の特集「木造モダニズム」で吉田鉄郎などの逓信省の木造建築を知ったのは大きい。
by nisi93jp
| 2006-01-16 09:34
| 木造モダニズム
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