2006年 01月 04日
木造モダニズム02:初心:増沢洵について |
私が大きく影響を受けたと意識している建築家は、吉村順三、大野勝彦、初期の白井晟一、A・アールト、P・ズントーとその門下生である。それと、これまで大きく影響されたとの認識がなかったのだが、正月休み中に資料を見て・考えたところ、最も大きく影響を受けているのは増沢洵と知れた。
初期の増沢洵の「最小限住居」はもちろんのこと、雑誌の「住宅建築」の創刊号などに出ていた住宅や別荘である。空間とそれをつくり出している木構造の架構(軸組・小屋組)とディティールである。得るのに、もの凄い時間とエネルギーをかけていた。
しかし、これまで意識はしていなかったが、まとまった資料の「住まいの探求 増沢洵:1952-1989」編集室(有)建築思潮研究所を見て読んでわかったのは、木構造の架構とディティールばかりでなく、それらを通して建築に対する姿勢や考え方も学んでいた。増沢自身の文章があるのは助かった。
増沢洵自身も作品もあまりに寡黙なためこちらが意識できないでいた。ここまで、30年かかった。
初期の増沢洵の「最小限住居」はもちろんのこと、雑誌の「住宅建築」の創刊号などに出ていた住宅や別荘である。空間とそれをつくり出している木構造の架構(軸組・小屋組)とディティールである。得るのに、もの凄い時間とエネルギーをかけていた。
しかし、これまで意識はしていなかったが、まとまった資料の「住まいの探求 増沢洵:1952-1989」編集室(有)建築思潮研究所を見て読んでわかったのは、木構造の架構とディティールばかりでなく、それらを通して建築に対する姿勢や考え方も学んでいた。増沢自身の文章があるのは助かった。
増沢洵自身も作品もあまりに寡黙なためこちらが意識できないでいた。ここまで、30年かかった。
by nisi93jp
| 2006-01-04 11:14
| 木造モダニズム
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