2015年 01月 15日
passivhaus大宮堀の内:気密試験 |
passivhaus大宮堀の内はパッシブハウスの認定に向けている。
パッシブハウスの気密は加圧と減圧の両方を行い漏気回数が0.6回/h(隙間相当面積では0.2cm2/m2か)以下なので、申請に当たり心配なのはタイベックハウスラップ気密で漏気回数が0.6回/h以下をクリアできるかであった。
以前の大宮の家はCLTでもあり隙間相当面積=0.1cm2/m2の実績はあったが。
現場から「暫定ですが気密性能の試験値は、ドイツパッシブハウスの基準をクリアしております。」でほっとした。
タイベックハウスラップ気密は最も簡単な気密施工だ。
また、断熱施工は内側付加断熱、軸充填断熱、外側付加断熱の3層厚さ320mmをセルローズファイバーで一発ブローイングで、これも頗る簡易な断熱施工だ。セルローズファイバーの吸放湿性を生かすために防湿層は設けていなく、膨大な量の吸放湿材になる。
他にノウハウが一杯詰まっている、ご期待を。
これまでの日本のパッシブハウス認定住宅は、
ドイツのパッシブハウス仕様を受け、断熱材の厚さや開口部のスペックや熱交換換気システムや暖房がそのままで、輸入材が多く、関東以西ではオーバースペックに思えた。
passivhaus大宮堀の内では地域からの発想で、
窓や熱交換換気システムなどが日本の建材、暖房冷房が床下エアコンでコラム基礎であること、暖房負荷は大宮なので少ないがそれぞれのU値などの評価の有り様がどうなるかである。熱橋を少なくするについてでもある。
タイベックハウスラップ気密工法。
凸凹している部分には外付けブラインドが取り付く。
楽々なプラスエネルギーハウスでもある。
by nisi93jp
| 2015-01-15 06:31
| passiv haus 大宮堀の内
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