2011年 08月 10日
冷房負荷軽減 4 : 涼しさへ→日射遮蔽アトリエ |
18年前に出来たアトリエはQ1.0住宅でもパッシブハウスでもないが、芝置屋根(屋上緑化)や以前は朝顔で現在は外付ブラインドで日射遮蔽をし冷房負荷を少なくしている。
(以前の計算書が出てこなく、再計算をし、Q値=1.51W/m2Kだった。)
昨日のアトリエの室内温熱環境。外気温は31℃、快晴で日射が強い。
日射遮蔽の外付ブラインド越しに庭を見る。
3.2kWのエアコン1台で41坪の室内を冷房している。
室温が28℃、相対湿度が67%。空気線図から絶対湿度は15.5g/kg(DA)。25℃に押えるのではない省エネで、数値以上に凌ぎやすい室内気候だ。窓のガラス面、外壁、屋根、床の室内表面温度が低く抑えられ輻射熱が少ないからだろう。
今日は気温が同じだが、曇りで日射がなく、日射が強い時と違い、室内の壁などの内装表面温度が下がっている。
内装表面温度
外付ブラインド窓ガラス:28℃→27℃、南壁:29℃(ホワイトウッド)→27℃、天井:28℃(ホワイトウッド)→27℃、北壁:27℃(ホワイトウッド)→同じ
床(合板フロアー):25℃→同じ、外断熱基礎の土間コンクリート:23℃→同じ。
(以前の計算書が出てこなく、再計算をし、Q値=1.51W/m2Kだった。)
昨日のアトリエの室内温熱環境。外気温は31℃、快晴で日射が強い。
日射遮蔽の外付ブラインド越しに庭を見る。
今日は気温が同じだが、曇りで日射がなく、日射が強い時と違い、室内の壁などの内装表面温度が下がっている。
内装表面温度
外付ブラインド窓ガラス:28℃→27℃、南壁:29℃(ホワイトウッド)→27℃、天井:28℃(ホワイトウッド)→27℃、北壁:27℃(ホワイトウッド)→同じ
床(合板フロアー):25℃→同じ、外断熱基礎の土間コンクリート:23℃→同じ。
by nisi93jp
| 2011-08-10 14:48
| Q1、省CO2省エネ・エコ・環境
|
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Comments(6)
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通りすがり
at 2011-08-16 11:53
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いつも拝見しております。
28℃67%RHは絶対湿度で15.9g/kgDAで、不快指数は77.7、「半数が不快に感じる」です。私には我慢できません。湿度計が狂っていると言うことはないでしょうか?
28℃67%RHは絶対湿度で15.9g/kgDAで、不快指数は77.7、「半数が不快に感じる」です。私には我慢できません。湿度計が狂っていると言うことはないでしょうか?
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通りすがり
at 2011-08-17 20:26
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先日の書き込みを承認いただけなかったようなので再度書き込みさせていただければと思います。
グローブ温度を考慮(対流と放射の熱伝達が同等と仮定)すれば、壁・天井が27℃、床が25℃、気温が28℃として作用温度はおよそ27.3℃となります。相対湿度が67%ということでは不快指数はやはり77となります。これは日本人の65%が不快であると言われているようです。もう少し温熱環境を改善する必要があるのではないでしょうか?
コメントをいただければ幸いです。
グローブ温度を考慮(対流と放射の熱伝達が同等と仮定)すれば、壁・天井が27℃、床が25℃、気温が28℃として作用温度はおよそ27.3℃となります。相対湿度が67%ということでは不快指数はやはり77となります。これは日本人の65%が不快であると言われているようです。もう少し温熱環境を改善する必要があるのではないでしょうか?
コメントをいただければ幸いです。
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nisi93jp at 2011-08-22 09:39
変な書込みが多く、ご覧用のように有益な書込みが少ないのでチェックの間が長く、遅くなってしまいました。
不快指数のベストコンディションを狙っているのではなく、省エネ・節電のためギリギリのラインを体感的に知るためです。
「日本人の65%が不快であると言われているようです」でしょうが、机に座ったままの仕事が多いので65%以外の45%に入っているのでしょうか。ストレスを感じない状態です。
65%以内になるには除湿が必要で、除湿にはエネルギーがかかります。
午前中は夜間の冷気利用し、エアコンを使用するのは昼から夕方までです。更なる省エネ・節電するには、窓を開け通風と扇風機でも良いでしょうが、それでは紙が飛んだり、紙が湿度で歪んでしまいデスクワークに支障があります。
出来れば実名でコメントをお願いします。
不快指数のベストコンディションを狙っているのではなく、省エネ・節電のためギリギリのラインを体感的に知るためです。
「日本人の65%が不快であると言われているようです」でしょうが、机に座ったままの仕事が多いので65%以外の45%に入っているのでしょうか。ストレスを感じない状態です。
65%以内になるには除湿が必要で、除湿にはエネルギーがかかります。
午前中は夜間の冷気利用し、エアコンを使用するのは昼から夕方までです。更なる省エネ・節電するには、窓を開け通風と扇風機でも良いでしょうが、それでは紙が飛んだり、紙が湿度で歪んでしまいデスクワークに支障があります。
出来れば実名でコメントをお願いします。
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通りすがり
at 2011-08-22 23:59
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ご返答いただき、ありがとうございました。
省エネ・節電の限界を知るためとのこと納得いたしました。
ただ、今回の節電要請は電力量ではなくて平日昼間のピーク電力
カットです。お昼時にエアコンをONにするとその時の電力消費が
ピークになってしまいます。また、しっかりと気密と遮熱がとれた
高高住宅ならば24時間弱冷房の方が、27℃60%RH(次世代
省エネ冷房基準)程度を維持できた上、省エネになる可能性も
あると思いますが、いかがでしょうか。
なお、実名はご勘弁下さい。
省エネ・節電の限界を知るためとのこと納得いたしました。
ただ、今回の節電要請は電力量ではなくて平日昼間のピーク電力
カットです。お昼時にエアコンをONにするとその時の電力消費が
ピークになってしまいます。また、しっかりと気密と遮熱がとれた
高高住宅ならば24時間弱冷房の方が、27℃60%RH(次世代
省エネ冷房基準)程度を維持できた上、省エネになる可能性も
あると思いますが、いかがでしょうか。
なお、実名はご勘弁下さい。
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nisi93jp at 2011-08-23 01:24
書き込み、有り難うございました。
27℃60%RHでは寒いですね。27℃に室温が下がるとエアコンを止めます。
18年前に出来たアトリエはQ値=1.5〜1.8W/m2Kと記憶しています。今、自宅なので手元に資料がありません。(次世代基準はⅢ地域なのでQ値=2.4W/m2K)
冷房電気料は7月と8月で6,000〜8,000円/月です。
現在は、Q値=0.6〜0.9W/m2Kの家の設計が多くなっています。
次世代基準は相当甘いと思っています。
夜間冷気利用(単に第3種換気、トイレのパイプファンの常時換気ですが)で午前中は26〜27℃で冷房の必要はありません。
「今回の節電要請は電力量ではなくて平日昼間のピーク電力カットです。」とありますが、私の節電・省エネは3.11から始まったものではなく30年以上も前からの私の設計思想です。
実名がダメであれば、「通りすがり」では、こちらが小馬鹿にされているので別な気の利いた名称を使う事を希望します。
27℃60%RHでは寒いですね。27℃に室温が下がるとエアコンを止めます。
18年前に出来たアトリエはQ値=1.5〜1.8W/m2Kと記憶しています。今、自宅なので手元に資料がありません。(次世代基準はⅢ地域なのでQ値=2.4W/m2K)
冷房電気料は7月と8月で6,000〜8,000円/月です。
現在は、Q値=0.6〜0.9W/m2Kの家の設計が多くなっています。
次世代基準は相当甘いと思っています。
夜間冷気利用(単に第3種換気、トイレのパイプファンの常時換気ですが)で午前中は26〜27℃で冷房の必要はありません。
「今回の節電要請は電力量ではなくて平日昼間のピーク電力カットです。」とありますが、私の節電・省エネは3.11から始まったものではなく30年以上も前からの私の設計思想です。
実名がダメであれば、「通りすがり」では、こちらが小馬鹿にされているので別な気の利いた名称を使う事を希望します。
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匿名希望
at 2011-08-23 22:17
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ハンドルネームについてですが、不愉快な思いをさせてしまったとすれば申し訳なく思います。
小馬鹿にするような意図は全くございません。気の利いたネームを思いつかないので匿名希望とさせて下さい。
(もし、よろしければ「通りすがり」でなぜ小馬鹿にすることになるのかご教示いただけないでしょうか?)
さて、次世代省エネの冷房基準を持ち出したのは、年間冷暖房負荷を計算する際に冷房負荷は27℃60%RHで計算しなさいとあるからです。
「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断の基準」
すなわち、国が告示で夏期の快適性を担保するには悪くてもこれくらいの温熱環境が必要だと認めたからに他なりません。
また、エアコンは設定温度になればコンプレッサーは停止し、送風になります。午前中に暑くならないのであれば自動的に省エネとなります。
確かに送風に必要なわずかな電力も節約したいと考えるならば停止がベターなのかもしれませんが、一方24時間運転を行えば壁や天井の表面温度上昇抑制に効果がありますし、エアコンの熱交換部にカビは生えにくくなります。さらに、最も電力が必要なお昼時のピークカットにも協力できます。
小馬鹿にするような意図は全くございません。気の利いたネームを思いつかないので匿名希望とさせて下さい。
(もし、よろしければ「通りすがり」でなぜ小馬鹿にすることになるのかご教示いただけないでしょうか?)
さて、次世代省エネの冷房基準を持ち出したのは、年間冷暖房負荷を計算する際に冷房負荷は27℃60%RHで計算しなさいとあるからです。
「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断の基準」
すなわち、国が告示で夏期の快適性を担保するには悪くてもこれくらいの温熱環境が必要だと認めたからに他なりません。
また、エアコンは設定温度になればコンプレッサーは停止し、送風になります。午前中に暑くならないのであれば自動的に省エネとなります。
確かに送風に必要なわずかな電力も節約したいと考えるならば停止がベターなのかもしれませんが、一方24時間運転を行えば壁や天井の表面温度上昇抑制に効果がありますし、エアコンの熱交換部にカビは生えにくくなります。さらに、最も電力が必要なお昼時のピークカットにも協力できます。