2011年 07月 07日
銀閣寺 2:杮葺き |
5月の新住協の3日目。
銀閣寺の国宝・観音殿(銀閣)は、昨年の改修時に屋根のサワラのこけら葺きも改修した。
その説明のための原寸部分模型。
杮葺(こけらぶき)
最も薄い板(杮板)を用いる。板厚は2~3ミリメートル。
木賊葺(とくさぶき)
杮板よりも厚い板(木賊板)を用いる。板厚は4~7ミリメートル。
栩葺(とちぶき)
最も厚い板(栩板)を用いる。板厚は1~3センチメートル。
ちなみにレッドシダーの機械割りのウッドシングルと手割りのウッドシェイクの厚さは30mmほどある。
「杮(こけら)」という字は「柿(かき)」と同じに見えるが、「柿(かき)」は「木部五画(旁が「亠+巾」)」なのに対し、「杮(こけら)」は「木部四画(縦棒が繋がる)」である。
これまで長い間、桧やサワラの木を使うのに何で柿(果物のカキ)の木の字なのだろうと疑問に思っていた。
瓦や屋根の下地や庶民の家の屋根には杉の大径木の赤身の柾割りを使う。
銀閣寺の国宝・観音殿(銀閣)は、昨年の改修時に屋根のサワラのこけら葺きも改修した。
その説明のための原寸部分模型。
杮葺(こけらぶき)
最も薄い板(杮板)を用いる。板厚は2~3ミリメートル。
木賊葺(とくさぶき)
杮板よりも厚い板(木賊板)を用いる。板厚は4~7ミリメートル。
栩葺(とちぶき)
最も厚い板(栩板)を用いる。板厚は1~3センチメートル。
ちなみにレッドシダーの機械割りのウッドシングルと手割りのウッドシェイクの厚さは30mmほどある。
「杮(こけら)」という字は「柿(かき)」と同じに見えるが、「柿(かき)」は「木部五画(旁が「亠+巾」)」なのに対し、「杮(こけら)」は「木部四画(縦棒が繋がる)」である。
これまで長い間、桧やサワラの木を使うのに何で柿(果物のカキ)の木の字なのだろうと疑問に思っていた。
瓦や屋根の下地や庶民の家の屋根には杉の大径木の赤身の柾割りを使う。
by nisi93jp
| 2011-07-07 13:39
| 見学建築・歴史・他
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