2010年 10月 16日
木造ドミノ研究会 講師 |
13日に東村山市民センターで、相羽建設の迎川さんが企画した木造ドミノ研究会の講師をして来た。
内容は自著『最高の断熱・エコ住宅のつくり方』をテキストに使った。
昨年は実践的基本な事を述べている。『最高の断熱・エコ住宅のつくり方』の出版前だったが、実戦的基本な事は自著の2章以降にあたる。
2回目の今回の前半は、1章の
・どのくらいの断熱性能が必要なのか
・断熱性能は計算で求めよう
・断熱性能は断熱材+αで考える
・これから先きを考えた省エネルギー性能
・Q1住宅の実例
・パッシブハウスの実例
・温暖地地域の住宅はどうするべきか
・太陽熱の生かし方
後半はテキストから離れ
・開口部の大小と日射取得熱と暖房負荷の関係
・木造ドミノをQPEXで計算する
熱心に聞いて頂いた。写真は相羽建設の迎川さんの提供。
私の雰囲気が良く出ていて気に入った写真で、相羽建設の迎川さんの提供。
以下は迎川さんのブログからの転用。
「今回のテキストの『最高の断熱・エコ住宅のつくり方』は事例が豊富に出ているので、工務店にとって理解し易い。
例えば木造ドミノ住宅を例に南面の開口部を1間広く取った場合の検証。
当然開口部が増えるわけだからQ値は大きくなる。(悪くなる)
しかしダイレクトゲインが期待できる為、暖房エネルギー消費量は減る。
今までの気密断熱論は、研究者が寒冷地域に集中していた為
熱を逃がさない事に重点が置かれていた。
しかし、西方さんは実践の中から、ダイレクトゲインが得られる地域では、
南面の開口部は大きくした方が家の温熱性能は増す事を主張していた。
毎年海外研修に行き、閉鎖的なドイツに対して、開放的なインスブルックの例を挙げる。
居心地の良い家について、つくり手と住まい手が共通の基準を持ち、
それを実践する事が、日本の住まいを変えていくだろう。
その為には『構造』と『温熱』の性能にクリアすべき基準を設ける必要がある。
そんなことを感じさせる西方さんの話だった。
講義の後は、懇親会で盛り上がった。
講義中はなかなかでなかった質問も、懇親会では沢山出て勉強になった。
西方さんも、アルコールが入ると話も饒舌になり、更に盛り上がる。」
内容は自著『最高の断熱・エコ住宅のつくり方』をテキストに使った。
昨年は実践的基本な事を述べている。『最高の断熱・エコ住宅のつくり方』の出版前だったが、実戦的基本な事は自著の2章以降にあたる。
2回目の今回の前半は、1章の
・どのくらいの断熱性能が必要なのか
・断熱性能は計算で求めよう
・断熱性能は断熱材+αで考える
・これから先きを考えた省エネルギー性能
・Q1住宅の実例
・パッシブハウスの実例
・温暖地地域の住宅はどうするべきか
・太陽熱の生かし方
後半はテキストから離れ
・開口部の大小と日射取得熱と暖房負荷の関係
・木造ドミノをQPEXで計算する
熱心に聞いて頂いた。写真は相羽建設の迎川さんの提供。
以下は迎川さんのブログからの転用。
「今回のテキストの『最高の断熱・エコ住宅のつくり方』は事例が豊富に出ているので、工務店にとって理解し易い。
例えば木造ドミノ住宅を例に南面の開口部を1間広く取った場合の検証。
当然開口部が増えるわけだからQ値は大きくなる。(悪くなる)
しかしダイレクトゲインが期待できる為、暖房エネルギー消費量は減る。
今までの気密断熱論は、研究者が寒冷地域に集中していた為
熱を逃がさない事に重点が置かれていた。
しかし、西方さんは実践の中から、ダイレクトゲインが得られる地域では、
南面の開口部は大きくした方が家の温熱性能は増す事を主張していた。
毎年海外研修に行き、閉鎖的なドイツに対して、開放的なインスブルックの例を挙げる。
居心地の良い家について、つくり手と住まい手が共通の基準を持ち、
それを実践する事が、日本の住まいを変えていくだろう。
その為には『構造』と『温熱』の性能にクリアすべき基準を設ける必要がある。
そんなことを感じさせる西方さんの話だった。
講義の後は、懇親会で盛り上がった。
講義中はなかなかでなかった質問も、懇親会では沢山出て勉強になった。
西方さんも、アルコールが入ると話も饒舌になり、更に盛り上がる。」
by nisi93jp
| 2010-10-16 12:10
| 研修・鑑賞・スタディ
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Trackback
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Comments(1)
Commented
by
tokyomachiya at 2010-10-18 11:49
ありがとうございました。
快適に住み続けられる住宅は、漠然としたイメージではなく、キチンと温熱性能を創り上げて行く事なんですね。
木造ドミノ研究会のメンバーにとって、このスケルトンの性能は必須です。
とてもためになり、また皆さんの満足度も高かったです。
快適に住み続けられる住宅は、漠然としたイメージではなく、キチンと温熱性能を創り上げて行く事なんですね。
木造ドミノ研究会のメンバーにとって、このスケルトンの性能は必須です。
とてもためになり、また皆さんの満足度も高かったです。
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