2009年 11月 02日
秋田スギ厚板工法と屋根面剛性 |
桜台の家の屋根は方流れで低い方が居間の吹抜けになっている。この空間で構造の耐震3を得るには屋根面の剛性が必要で、そのためには屋根垂木の高さが90mm以下でなければ有効にならない。
屋根断熱の厚さが200mm以上欲しいので垂木間に90mmの厚さで充填し、その下の120mmの母屋の部分にも120mmの断熱材を付加し合計厚210mmにしている。
下の写真はQ1住宅の西落合の家の秋田スギの300mm×40の厚板の垂木である。垂木間に300mmの断熱材を充填している。
この場合は屋根の剛性は垂木の高さが90mmを超えるのでとれない。剛性は火打梁と桁面剛性でとっている。
この300mmでどれくらいの剛性があるか、12月1日に秋田県立大学付属木材高度加工研究所で実験をする。
屋根断熱の厚さが200mm以上欲しいので垂木間に90mmの厚さで充填し、その下の120mmの母屋の部分にも120mmの断熱材を付加し合計厚210mmにしている。
この場合は屋根の剛性は垂木の高さが90mmを超えるのでとれない。剛性は火打梁と桁面剛性でとっている。
この300mmでどれくらいの剛性があるか、12月1日に秋田県立大学付属木材高度加工研究所で実験をする。
by nisi93jp
| 2009-11-02 13:09
| 秋田杉
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Comments(4)
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SA
at 2009-11-02 19:49
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https://share.acrobat.com/adc/document.do?docid=35e67dbd-5a87-4ed3-b7ad-256961d86e60
グレー本で計算してみました。
45*300-303@の垂木で0.679倍となりました。
グレー本で計算してみました。
45*300-303@の垂木で0.679倍となりました。
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nisi93jp at 2009-11-03 14:09
まことに有難うございます。垂木h90以上の数値は実験によるしか無いと思っていたのが勘違いでした。詳細計算法で良かったのでしたね。山辺さんにも言われていたのですが正確に理解できていませんでした。
ところでSAさんはどなたでしょうか、教えてください。HPのメールでも良いです。
ところでSAさんはどなたでしょうか、教えてください。HPのメールでも良いです。
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SA
at 2009-11-03 15:52
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すいません。わたしは住宅会社の一社員なので、教える立場にはありません。先生のブログは時々見ています。大変参考になっています。今後ともよろしくお願いします。
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SA
at 2009-11-03 16:00
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書き忘れました。アドレスを開き、右側のダウンロードをクリックすると、エクセルファイルを開けますから、いろいろ試してみてください。では。